2008年もあと少し。まさに年末商戦真っ盛りというところで、今週は非常にたくさんのタイトルがリリースされる。まず注目したいのが、プレイステーション・ポータブル向けにリリースされる「ファイナルファンタジー」シリーズの最新作『DISSIDIA FINAL FANTASY』。アーケードでも人気の『Fate/unlimited codes』がプレイステーション 2向けに登場するほか、リアルな描画と迫真のカーバトルが魅力の『ニード・フォー・スピード アンダーカバー』、さらには人気の「ソニック」シリーズから最新作がリリースされるなど、名前を挙げればキリがないくらいの魅力的なタイトル群から、お気に入りの1本を探してみよう。
ここで紹介しているゲームタイトルの発売日および仕様は記事編集時のもので、変更される可能性があります。購入前にショップあるいはメーカーウェブサイトで必ずご確認ください。また、ゲーム画像などは開発中のものを含んでいます。
スクウェア・エニックス
『DISSIDIA FINAL FANTASY (ディシディア ファイナルファンタジー)』
最初の「ファイナルファンタジー」が生まれてから20年。この節目に発表された記念碑的タイトルが、プレイステーション・ポータブル向けの『DISSIDIA FINAL FANTASY (ディシディア ファイナルファンタジー)』。初代『ファイナルファンタジー』に登場した「ウォーリア オブ ライト」(光の戦士)、ガーランド、『ファイナルファンタジーIX』の主人公「ジタン」、その敵となった「クジャ」などなど、シリーズのキャラクターが多数登場してくるのがポイントで、さらに「ファイナルファンタジー」シリーズをプレイしたことのある人なら必ず覚えているシリーズそれぞれの場所で再びぶつかり合う。壁を駆け登り、障害物をなぎ払う……。あらゆる位置から空間をフル活用して戦う爽快なバトルアクションも大きな魅力。どんなキャラクターが登場するかはもちろん、「ファイナルファンタジー」シリーズそれぞれの特徴を活かしたキャラクターごとの能力や新機軸の成長システムにも注目したい。
対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
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ジャンル | ドラマチック プログレッシブ アクション |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 6,090円 |
C (15才以上対象) |
カプコン
『Fate/unlimited codes (フェイト/アンリミテッドコード)』
TYPE-MOONの伝奇活劇ビジュアルノベル『Fate/stay night』を題材とした、アーケード向け対戦格闘ゲーム『Fate/unlimited codes』がついにプレイステーション 2向けに登場。3Dポリゴンによる立体表現を採用しながら、ゲーム性や操作感は2D対戦格闘ならではの高レスポンスとスピード感を両立している。爽快な連続技を実現する「スラッシュレイブ」や相手の攻撃を弾き返して反撃に転じる「リフレクトガード」、キャラクターの特殊能力を発動させる「魔力開放」など、攻防の駆け引きを盛り上げるシステムを多数搭載。数々の死闘を繰り広げた英霊や魔術師たちが使用した武器(宝具)や技が必殺技などで再現されており、対戦がより熱く、ドラマチックに盛り上がる。また、聖杯の力による「聖杯超必殺技」は、条件が厳しいながらも、派手な見た目と一発逆転の破壊力を秘めているので、ぜひとも狙ってみたいところだ。そのほか、アーケード版には登場しないキャラクターが追加されているのもPS2版のポイントとなる。
対応機種 | プレイステーション 2 |
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ジャンル | 対戦格闘 |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 7,340円 (通常版) 10,490円 (SP-BOX / 限定版) |
B (12才以上対象) |
(C) TYPE-MOON 2004-2008 (C) EIGHTING 2008 (C) cavia 2008 |
エレクトロニック・アーツ
『ニード・フォー・スピード アンダーカバー』
プレイヤーは、国際的犯罪組織の悪業を暴く潜入捜査官としてストリートレーサーになり、自慢のマシンで、一般道をライバルと爆走する高速バトル(レース)や多様なミッション、ときには危険なジョブをこなしながらストーリーを進めていく。本作ではシリーズの象徴ともいえる「警察とのカーチェイス」が復活! 任務のため、本来仲間である警察を敵に回すこともある。また、プレイヤーは追われるだけではなく、ストリートレーサーを追跡するシチュエーションも用意されている。前作で評判の高かったクラッシュ時のリアルな描写ももちろん健在。さらにハイスピードでのドライビングアクションに磨きがかかり、臨場感と緊張感のあふれるバトルを楽しむことができる。プレイステーション 3およびXbox 360版ではオンラインプレイにも対応。世界各国のライバルたちとバトルするだけでなく、「コップス・アンド・ロバーズ」モード(警ドロモード)では、プレイヤーが"警察"と"ストリートレーサー"に分かれて、カーチェイスを繰り広げることも可能だ。
対応機種 | プレイステーション 3 Xbox 360 Wii プレイステーション 2 プレイステーション・ポータブル |
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ジャンル | ストリートレース |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 7,665円 (プレイステーション 3) 7,665円 (Xbox 360) 6,090円 (Wii) 6,090円 (プレイステーション 2) 5,250円 (プレイステーション・ポータブル) |
B (12才以上対象) |
セガ
『ソニック ワールドアドベンチャー』
音速のハリネズミとして世界中を魅了したソニックが、本作ではDr.エッグマンの罠にかかり獣のような姿になってしまう。昼は"ソニック・ザ・ヘッジホッグ"、夜になると牙が生え、爪が伸び、力強い腕を持った"ソニック・ザ・ウェアホッグ"に変身するという、新しいソニックの冒険がWiiで展開される。本作では"ソニック・ザ・ヘッジホッグ"のアクションがさらに進化。リングを集めてゲージを溜めれば、周囲のリングや敵をも巻き込んでいく超音速走行「ソニックブースト」が発動! さらにスピードを保ったまま鋭角コーナーを曲がれる「ソニックドリフト」や、障害物を高速で避けられる「クイックステップ」など、音速を極める新アクションが追加されている。一方の"ソニック・ザ・ウェアホッグ"は、伸縮する力強い腕を生かして、豪快な格闘やアスレチックアクションが楽しめる。なお、2009年2月19日には、プレイステーション 3版とXbox 360版がリリースされる予定となっている。
対応機種 | Wii |
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ジャンル | 超音速&パワフルアクションアドベンチャー |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 6,090円 |
A (全年齢対象) |
KONAMI
『幻想水滸伝ティアクライス』
「幻想水滸伝」から誕生した新シリーズ『幻想水滸伝ティアクライス』 は、「未来への無限の可能性」をテーマに、同じ志を持った108人の仲間たちが織りなす壮大な物語を楽しむコミュニケーションRPG。未来は既に決まっているという「協会」に対し、未来への無限の可能性を信じて立ち向かう主人公たち。そして絡み合う108人それぞれの想い。その先にどんな「未来」が待っているのか? 個性豊かなキャラクターたちが、友情、信頼、裏切りの入り混じる人間模様を彩る。そして各々が希望に導かれ、主人公のもとへと集うまでのエピソードが、主人公の冒険とともに描かれていく。要所に挿入されるアニメ、そしてキャラクターたちを支える豪華声優陣が、本編をドラマチックに演出し、プレイヤーの感情を揺さぶる。プレイヤーのDSひとつひとつが別の「百万世界のひとつ」となり、それぞれがパラレルワールドとして展開。そのあいだをWi-Fiやアドホック通信でキャラクターを行き来させることができるのも大きな注目ポイントだ。
対応機種 | ニンテンドーDS |
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ジャンル | コミュニケーションRPG |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 5,500円 |
A (全年齢対象) |
マーベラスエンターテイメント
『牧場物語 ようこそ! 風のバザールへ』
牧場ライフを通して、人や動物、自然とのふれあいを楽しむ「牧場物語」シリーズ最新作。作物を育てたり、動物を可愛がったり……、さらに恋愛や結婚までが可能という「牧場物語」シリーズの楽しさに加えて、世界観やシステムが一新されているのが最大の特徴となる。本作のキーワードは"風"と"バザール"。主人公が暮らすことになる"そよ風タウン"は風の町。日々吹いている風を利用した風車で、牧場生活に役立つものを作り出すことができる。葉っぱが風に乗って飛んできたり、マイクに息を吹きかけると煙突の煙が反応したりと、風を感じる演出も満載となっている。また、週に一度開催される"バザール"には、自分の育てた作物や副産物、料理などを出品可能で、自分の手でお客さんに売ってお金をかせぐ喜びが味わえる。どんどん稼いで自分のお店を大きくし、バザール全体も盛り上げていこう。また最大4人までが遊べる通信プレイに対応している点も見逃せない。
対応機種 | ニンテンドーDS |
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ジャンル | ほのぼの生活ゲーム |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 5,040円 |
A (全年齢対象) |
ハドソン
『桃太郎電鉄20周年』
累計出荷本数が1,000万本を超えるハドソンの看板ゲーム「桃太郎電鉄」シリーズ。その第1作目が、ファミリーコンピュータ用に登場してから今年で20周年を迎えるのにあわせて、20周年記念タイトルとしてシリーズ最新作の『桃太郎電鉄20周年』がニンテンドーDS向けにリリースされる。本作の最大の特徴は、シリーズ初となるオンライン対戦への対応。友だちだけでなく、見知らぬプレイヤーとも「桃鉄」対戦を楽しむことができる。また、20周年記念タイトルにふさわしく、追加要素も盛りだくさん。「豊臣秀吉」や「西郷隆盛」といった「歴史キャラ」が登場し、プレイヤーの味方として手助けしてくれるほか、行く手を遮るお邪魔キャラとして「ロシアンボンビー」が登場するなど、シリーズファンも新たな面白さを見出すことができる。また収録されている物件駅も212駅と過去最多。タッチペンで遊べる3種類のミニゲームを搭載している点も要注目だ。
対応機種 | ニンテンドーDS |
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ジャンル | ボードゲーム |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 5,229円 |
A (全年齢対象) |
KONAMI
『パワプロクンポケット11』
ニンテンドーDSで、本格的な野球とバラエティ豊かな遊びが楽しめる「パワポケ」シリーズの最新作『パワプロクンポケット11』が登場。実況がついて迫力も満点の3D試合画面や、シリーズ初となるプロ野球選手の着帽写真使用など、野球ゲームとしての本格度がさらにパワーアップしているのがポイントだ。また、選手を育成する「サクセス」モードは、ストーリーを楽しむ"プロ野球・新球団ナマーズ編"と"パニックホラー風RPG・怪奇ハタ人間編"に加え、試合に勝ちぬくことだけで選手を育てていく「グッピー」を新たに搭載。「グッピー」は負けたら終わりの緊張感の中で、野球の腕が試される。さらに、多彩なミニゲーム、3種類の通信対戦、シーズンを戦い抜く「ペナント」、野球用語やルールなどを解説した「パワポケ用語辞典」など、バラエティ豊かなモードが盛りだくさんに用意されている。「パワポケ」シリーズ初心者にもやさしい簡単に打てる「ロックオン」機能や、カードだけで試合を進める「カード野球」モードなど、楽しく遊べる機能もバッチリだ。
対応機種 | ニンテンドーDS |
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ジャンル | 野球バラエティ |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 5,250円 |
A (全年齢対象) |
セガ
『レッツタップ』
Wiiリモコンの特性を活かしつつも、そのWiiリモコンを持たずに遊べるという画期的な操作性を実現した『レッツタップ』。"タップ"によって箱からWiiリモコンに伝わる振動に反応して画面上のキャラクターが動くというかつてないプレイ感覚を楽しむことができる。本作の操作方法は非常に簡単で、Wiiリモコンを身近にある箱などの上に置き、その箱をトントンと"タップ"するだけ。タップの強弱や間隔を使い分けるだけでプレイできるので、複雑な操作を必要とせず、老若男女を問わず誰もが手軽に遊ぶことができる。本作は5つのモードと10種類以上のバラエティ豊かなゲームを収録。どのゲームもシンプルなルールと直感的なタップ操作だけでプレイ可能。さらにすべてのモードが最大4人でプレイできるので、"シンプルだけどアツイ対戦"を繰り広げることもできる。タップ用の箱"タップボックス"が標準で2個同梱されているが、この箱を使わず、自分ならではの箱を探し出すのも本作の楽しみのひとつとなる。
対応機種 | Wii |
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ジャンル | タップアクション |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 5,040円 |
A (全年齢対象) |
ユービーアイソフト
『プリンス・オブ・ペルシャ』
全世界で大ヒットを記録した『アサシン クリード』を制作したユービーアイソフト モントリオールスタジオが贈る、壮大な世界観と深いテーマが織り込まれた物語とアクロバティックなアクションが魅力の次世代アクションゲーム『プリンス・オブ・ペルシャ』。悪の神"アーリマン"の手中に落ち、汚染されてしまった世界のひとつひとつを訪れ、ヒロインであるエリカの手で浄化していく。汚染された土地にはあちこちに黒い塊がうごめいている。これら「穢れ」はアーリマンの力が具現化したもので、触れたものを暗黒に変える力を持っている。この力に対抗できるのはエリカただ一人。彼女の力なくしてはこの「穢れ」を浄化し、世界を救うことはできないのだ。本作のグラフィック表現は、『アサシン クリード』で用いられたアンヴィルエンジン技術がベース。美しい光の表現や、オブジェクトの表面に施された反射効果、自然観光への風の表現など、多数の効果が盛り込まれ、よりゲームを神秘的に、かつ幻想的に彩っている。
対応機種 | Xbox 360 |
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ジャンル | アクション |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 7,329円 |
B (12才以上対象) |
エム・ティー・オー
『お茶犬の大冒険2 ~夢いっぱいのおもちゃ箱~』
子どもから大人まで、幅広く愛されている癒し系キャラクター「お茶犬」が、夢の中で不思議がいっぱいの"おもちゃの国"を大冒険。「お茶犬」シリーズ初の絵本のような温かみのあるグラフィックで、ファンタジーな世界が広がる。ステージは全部で8つ。各ステージが3つのエリアに分かれており、さらにひみつのステージも登場する。ステージ上には、お茶犬たちの行く手をさえぎったり、アイテムを取れないようにしている仕掛けがいっぱい。タッチペンによるアクションやアイテムなどを使いこなして仕掛けをクリアしながら、ゴールとなる扉のかけらを集めていこう。そのほか、ステージ中には、「4コママンガ」や「からくりフィギュア」の入ったおもちゃ箱が落ちているので、きっちりとゲットすべし。今回登場するお茶犬ファミリーは全部で28キャラクター。さらにお茶犬つく~るパーツを集めれば、自分だけのお茶犬を作ることもできる。また、各ステージの世界観を活かしたミニゲームも要注目だ。
対応機種 | ニンテンドーDS |
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ジャンル | ほんわかアクションゲーム |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 5,040円 |
A (全年齢対象) |
※以下の製品は18才以上の方のみを対象としています。18才未満の方は購入できませんので、あらかじめご了承ください。
マイクロソフト
『Fable II』
全世界で300万本のスマッシュヒットを記録した『Fable』の続編がいよいよ登場する。舞台は、前作から500年後のアルビオン。過去の英雄も、魔法の存在もすでに忘れ去られ、すべてはおとぎ話になっていた。主人公は、英雄の末裔として生をうけた少年/少女。バウワーストーンのスラム街で姉と2人、ひっそりと暮らしていた。ある日、願いごとがかなう古代のオルゴールを手に入れ、苦しい生活から逃れる夢を託す。その日の夜、2人はバウワーストーンの城主から城への招待を受けるが……。主人公の未来は、プレイヤーの選択と行動によって紡がれる。ひとつひとつの選択は主人公の外見、民衆の反応、世界の未来に対して異なる結果をもたらすのだ。正義に生きれば、清らかで美しい姿と、民衆、家族に祝福を与えられる。逆に悪に身を染めれば、恐ろしく醜悪な姿と変わり果て、自分の子からも忌み嫌われる。世界の未来も同様に刻一刻と変化。物語の結末を迎えたとき、主人公と世界の姿に、本当の自分をみる……。
対応機種 | Xbox 360 |
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ジャンル | RPG |
発売予定日 | 12月18日 |
価格 | 7,140円 |
Z (18才以上のみ対象) |