エプソンダイレクトは、容量2.7リットルのIntel vPro対応コンパクトデスクトップPC「Endeavor ST120」を発表した。価格は65,100円から。
Endeavor ST120は、省エネ・省スペース・静音を特徴とする「Endeavor ST110」の後継モデル。筐体デザインやACアダプタはそのままに、プラットフォームをモバイル Intel GM45 Expressチップセット+ICH9M-Eの組み合わせに一新して、基本性能と内蔵グラフィックスコアのパフォーマンスを向上させた。
Endeavor ST110に搭載されていたDVIポートに代わって、HDMIポートを標準搭載したほか、法人向け用途においてニーズが高いシリアルポートが追加されている。また、オプションの光学ドライブとの排他仕様ながらも2.5インチHDDが2基搭載可能となった。さらに、CPRMをサポートしたWinDVDがプリインストールされ、USB外付けタイプの地上デジタルチューナー「MonsterTV」、またはBlu-rayコンボドライブが付属する地デジ/Blu-ray対応モデルも用意されている。
省エネ性能については、国際エナジースタープログラム V.4.0に対応し、Celeronモデルでは通常時消費電力を約25.2Wにまで抑えている。また、稼働音はノートPC並みの22dBをキープしている。
このほか、エプソンダイレクトプラザのみで限定販売される特別モデル「Endeavor ST120 Black Edition」も同時に発売された。価格は71,400円から。Endeavor ST120 Black Editionは、筐体の表面にピアノブラック加工を施し、ブラックカラーのワイヤレスキーボードとマウスをセットにしたもの。
仕様は、CPUがCore 2 Duo P8400(2.26GHz) / P8600(2.4GHz) / T9400(2.53GHz)またはCeleron 575(2GHz)、チップセットがモバイル Intel GM45 Express+ICH9M-E、メモリが最大4GBのPC2-6400 DDR2 SDRAM。グラフィックス機能はチップセット内蔵のモバイルIntel GMA 4500MHDを利用する。ストレージは80~320GB容量の5,400回転SATA HDD、または160/320GB容量の7,200回転SATA HDD、光学ドライブはDVD-ROM/DVDスーパーマルチドライブ/なし。そのほかの機能は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、TPMセキュリティチップなど。OSはWindows Vista Ultimate/Business/Home Premium/Home Basicのほか、Windows XP Professionalダウングレード権付きWindows Vista Businessも選択できる。
本体サイズはW75×D185×H195mm、重量は約2.2kg(基本構成時)。