CANON iMAGE GATEWAY |
キヤノンは、同社製品購入者向けのオンラインフォトサイト「CANON iMAGE GATEWAY」において、撮影した動画を特定ユーザーに向けて配信できる「ビデオポッドキャストサービス」を18日より開始する。同サービスの利用にはCANON iMAGE GATEWAYへの会員登録(無料)が必要となる。
同サービスは、同社製デジタルカメラおよびデジタルビデオカメラで撮影した動画を、特定ユーザーにのみに配信できるのが特徴。ポッドキャストチャンネル(番組)の仕組みを利用して、CANON iMAGE GATEWAYのサーバーからiTunesやiPod、iPhoneへ配信される。動画を受信するためには、発信者本人から受信登録用のURLを送信される必要があるため、プライベートな動画の配信に適したサービスとなっている。チャンネルは1ユーザーあたり3つまで作成可能。なお、動画投稿には専用ソフト「Video Podcast Utility」のダウンロードが必要。
ユーザーあたりの同時配信可能容量は1GB。VGA形式(1.5Mbps)の場合は、再生可能時間が約80分となる。動画1本あたりの配信期間は30日間で、配信可能時間は1本あたり10分以内。1チャンネルあたりの最大動画本数は100本となっている。
対象製品は、AVI形式(Motion JPEG)またはMOV形式(H.264)で動画を記録できる同社製デジタルカメラや、AVCHDまたはDV-AVIで記録可能な同社製デジタルビデオカメラで利用できるほか、EOS 5D Mark IIの動画に対応している。そのほか、DV-AVI形式の動画にも対応する。なお、配信は640×480ピクセル(VGA形式)で行なう。対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.4、10.5。