田中貴金属工業はこのほど、″コツコツ″をテーマとしたインターネットアンケート調査結果を発表した。実施期間は1日~2日までの2日間、調査対象は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に居住する会社員618人。

調査結果によると、全体的に2008年を振り返って″コツコツ″頑張ったことのトップは、「仕事」で63.8%となった。2位は「趣味」で27.5%、3位は「健康維持」で26.1%、「貯金」で23.0%と続く。

注目ポイントは、「貯金」に対する年代別のランキング。20代では、「貯金」と挙げた人が31.6%と2番目に多い回答だったが、30代では25.2%、40代では12.1%と減少する。意外にも、若い世代のほうが「貯金」に対して意識が高いようだ。

来年″コツコツ″頑張りたいこととしては、「仕事」がトップで54.4%、次いで「貯金」が50.5%、「健康維持」が35.4%。景気後退が影響してか、「貯金」と回答した人が2倍以上増加する結果となった。また年代別の回答では、20代は「仕事」が58.7%に対して「貯金」が63.1%と上回っている。

また、最後に″コツコツ″頑張るタイプだと思う国のイメージについては、「日本」と答えた人が72.5%と抜きんでて高い割合を占めた。続いて「中国」が5%、「ドイツ」が4.7%となっている。国際社会で真面目だと評されることが多い日本だが、国民自体もそのイメージを持つ傾向があるようだ。