富士通は15日、デスクトップPC「FMV-DESKPOWER CE」シリーズの2009年春モデルとして、「FMV-DESKPOWER CE/C90」「同CE/C50」「同CE/C40」を発表した。

CE/C90は、22型ワイドWSXGA+(1,680×1,050)液晶がセットになったCore 2 Quadモデルで、店頭予想価格220,000円半ば。CE/C50は、22型ワイドWSXGA+(1,680×1,050)液晶がセットになったCore 2 Duoモデルで、190,000円半ば。CE/C40は、19型ワイドWXGA+(1,440×900)液晶がセットになったCore 2 Duoモデルで、160,000円前後。

「FMV-DESKPOWER CE/C90」「FMV-DESKPOWER CE/C50」

今回発表された3製品のうち、FMV-DESKPOWER CE/C90とCE/C50では、Intel G45 Expressチップセットを採用することで、グラフィックス性能をIntel GMA X4500HDに強化し、ハイビジョン映像再生時のCPU負荷を低減させている。

「FMV-DESKPOWER CE/C90」

「FMV-DESKPOWER CE/C50」

CE/C90とCE/C50は、CPU以外の仕様は共通で、CE/C90はIntel Core 2 Quad Q8200(2.33GHz)、CE/C50がIntel Core 2 Duo E7300(2.66GHz)となっている。

共通の仕様については、チップセットがIntel G45 Express、メモリが2GB PC3-8500 DDR3 SDRAM(2GB×1、最大4GB)。グラフィックス機能はIntel GMA X4500HD(チップセット内蔵)を利用する。ストレージは500GB容量の7,200回転SATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。そのほかの機能は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、PCカードスロット、ダイレクトメモリスロット、IEEE1394、光デジタルオーディオ出力(角形)など。OSはWindows Vista Home Premium SP1がプリンストールされている。

本体サイズはW89×D368×H340mm、重量は約7.5kg(いずれも設置台含まず)。

「FMV-DESKPOWER CE/C40」

「FMV-DESKPOWER CE/C40」

FMV-DESKPOWER CE/C40では、従来は22型ワイド液晶でのみで搭載されていた「インテリジェントオート機能」が新たに利用できるようになり、表示される内容を分析し、明るい画面の時は自動的にまぶしさを抑えて消費電力の低減を実現している。

仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo E7300(2.66GHz)、チップセットがIntel G31 Express、メモリが2GB PC2-6400 DDR3 SDRAM(2GB×1、最大4GB)。グラフィックス機能はIntel GMA3100(チップセット内蔵)を利用する。ストレージは320GB容量の7,200回転SATA HDD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。そのほかの機能は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANなど。OSはWindows Vista Home Premium SP1がプリンストールされている。

本体サイズはW89×D339×H332mm、重量は約7.0kg(いずれも設置台含まず)。