富士通は15日、14.1型ワイド液晶を搭載したコンパクトA4ノートPC「FMV-BIBLO S」シリーズの2009年春モデルとして、「FMV-BIBLO S/C50」を発表した。店頭予想価格は150,000円前後となっている。

「FMVSC50PK」(ピンクパール)

「FMVSC50W」(ミルクホワイト)

今シーズンより新たに投入された「FMV-BIBLO S」シリーズは、ホームノートPCとモバイルノートPCとの中間的な位置づけとして、家の中でちょっとした持ち運びが簡単にできるサイズと重量を実現したもの。デザイン性の高さも特徴のひとつで、成型時に金型の中に転写フィルムを挟み込むインプリント加工をパームレストと天板に採用し、汚れや傷がつきにくい美しい光沢を持たせた仕上がりとなっている。また、つや加工を施したレーザーマウスも同梱されている。なお、カラーバリエーションはミルクホワイトとピンクパープルの2色展開だ。

機能面では、Webカメラを搭載して、ワンタッチボタンからのアプリケーション起動を可能としているほか、ワンタッチボタンでは触れてなぞるだけでアプリケーションが起動できるタッチセンサーを採用している。また、値頃な価格ながらもBluetooth、HDMI出力端子、指紋センサーを搭載している機能の豊富さも見逃せない。

仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo P8400(2.26GHz)、チップセットがMobile Intel GM45 Express、メモリが2GB PC3-8500 DDR3 SDRAM(1GB×2、最大4GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA 4500MHDを利用する。HDD容量は320GB、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。そのほかの機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth Ver.2.1+EDR、メモリスロット(SD、メモリースティック)、USB 2.0×3、IEEE1394×1、HDMI出力、130万画素Webカメラ、指紋センサなど。OSはWindows Vista Home Premium SP1がプリンストールされている。

本体サイズはW338×D250×H36~39mm、重量は約2.5kg。バッテリ駆動時間は約4時間。