日本エレクトロ・ハーモニックスはカナダRadial Engineeringのエフェクタ「BigShot MIX」、「BigShot PB1」を発売した。標準価格は2製品とも2万5,200円。

コンソールを使わず、単体で原音を残した並列エフェクト処理を可能とする「BigShot MIX」(左)。オリジナルの音質をそのままに最大+15dBのブーストが可能な「BigShot PB1」(右)

BigShot MIXはコンソールのAUXセンドと同じように、原音に対してパラレルにエフェクトをかけることが出来るエフェクトループ・ミキサー。クラスA回路により原音に忠実でナチュラルな音質を実現し、ペダルノイズを防止する「バッファード・ループ」や、フェイズキャンセルを防止する「極性反転スイッチ」を搭載。

BigShot PB1は最大+15dBまで信号をブーストし、真空管アンプをオーバードライブ可能なブースタ。クラスAバッファの搭載により、長いケーブルの引き回しや、複雑なセットアップであっても音質劣化やノイズを防止する。同社独自の「Dragコントロール」を搭載しており、アンプへダイレクトに接続したときのトーンを再現可能だ。

両製品とも耐久性の高い14ゲージ・スティールシャシとフットスイッチを採用、サイズは92(W)mm×99(D)mm×51(H)mm、重量は0.56kg。標準的な9V電源で駆動し、別売ACアダプタにも対応している。