アイシェアはこのほど、ネットユーザの飲食店選びに関する情報源についての調査結果を発表した。20代~40代を中心とする男女372人の回答を集計し、回答者の居住地域は関東が53.8%(200人)、関東以外のエリア(近畿・中部を中心に北海道・東北・九州沖縄・中国・四国・海外)が46.2%(172人)としている。
その結果は、まず関東在住の回答者(複数回答形式)は76.5%が「グルメサイト: パソコンから」。2位は56.0%の「クチコミ」だったという。次いで「グルメ情報誌」「テレビ」「クーポン雑誌」となり、いずれも20%台。以下「地域情報誌」「ブログ」「グルメサイト: ケータイから」が10%台と続き、11月に2009年版が発売となって話題を集めた「ミシュランガイド」は2.0%にあたる4人だったとのことだ。
また、関東以外の地域在住の回答者は、1位が「グルメサイト: パソコン」で、関東在住者の回答と同様。しかし、その比率は64.5%と関東在住回答者を12%を下回った。2位は「クチコミ」(58.1%)、続く3位には関東で6位の「地域情報誌」(41.9%)が登場。以下「クーポン雑誌」「グルメ情報誌」が28.5%、「テレビ」は20%台、「ブログ」が20%弱となったという。同社によると、「関東と他の地域では、参考にするメディアに微妙な差があることが伺える結果となった」とのこと。また、関東以外の地域在住者で「ミシュランガイド」と回答したのは、2人だったという。
2008年版『ミシュランガイド』については、関東在住者は7%(14人)、関東以外では5.2%(9人)が見たことがあると回答。いずれの地域でも、年代が上がるほど見たことがあるという比率は高く、40代が最も多かったとのことだ。