桃太郎電鉄といえば、国民的人気を誇るコンピュータボードゲーム。 もちろん僕も昔から大好きで、一人でコンピュータ3人相手に99年間遊んだときはあまりの孤独に血の涙を流したものです。あれは一人で遊ぶもんじゃないね!
それはさておき、今回その桃鉄がパチンコ機になったという情報が入ってきたので、さっそく発売発表会を取材してきました。その名も「CR桃太郎電鉄」。
販売会社も気合十分のようで、発表会の会場には桃鉄グッズがずらり。
発表会は、まず株式会社銀座の代表取締役社長・伊藤二博氏の「CR桃太郎電鉄は20周年を迎えた桃太郎電鉄とともにTVCM、ファン、パチンコプレーヤーの皆さんに向けて、このキャンペーンによってパチンコの楽しさをお伝えできればと思っております」という挨拶からスタート。
続いて株式会社銀座販売の取締役副社長である熊谷俊己氏が「パチンコ業界を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。遊戯されているプレーヤーの皆様にとっても厳しい遊戯環境であり、何とかお財布に優しくてドキドキワクワクできるパチンコはできないものかということで、MAXミドルという新しいタイプが誕生しました」と述べました。
MAXミドルとは、ミドルタイプの遊びやすさにMAXタイプのゲーム性を融合させた新しいタイプの機種で、実際の画面を見る限りかなり忠実に桃鉄の世界観が再現されているようです。
よく考えたら桃鉄ってもともとお金を貯めるゲームですし、マスに止まったときの演出やカードの効果(千載一遇カードとか)などを見てもわかる通り、パチンコとの相性はかなり良さそうですよね。
……まあでも僕はそんなことよりも、
キングボンビーが暴れるほど大当たりの期待度が上がるという演出にびっくりしましたけどね!
キングボンビーといえば皆さんよくご存じ、貧乏神のボス的存在あり、桃鉄におけるザ・友情ブレイカー。新幹線カードを使って友だちになすりつけたら本気でキレられたのも今では良い思い出です。
たぶん桃鉄プレーヤーであれば、キングボンビーが暴れるほど大当たりってそれ何の冗談だよ、とつっこみたくなると思うんですけど、このCR桃太郎電鉄では逆にキングボンビーが出現したら喜ぶべきなので、慣れるまではなかなか感情の制御が難しいかもしれませんね。僕だったら、頭ではわかっていてもこいつが出たらやっぱちょっと血の気引くと思いますもん。
さて、一通り説明が終わった後は、イメージキャラクターである陣内智則とガリットチュウが登場。
陣内は「僕はもともとよくパチンコによく行ってたんです」と語り、CR桃太郎電鉄については「(実際に打ってみて)僕がやったときはかかったんですけど、そうじゃないときもあるじゃないですか。でも楽しいんですよ。今までのパチンコ台だったら外れたら『長いねん』って思ってたんですけど、今回は外れても楽しめます」とべた褒め。
一方、ガリットチュウは、福島が「三度の飯より桃鉄が好きでいつもうちで集まって桃鉄やってたんですけど、嫁が『朝まではやめてくれ』って文句言ってて。でも今日は(桃鉄が仕事になったから)笑顔で送り出してくれて、『桃鉄やっててよかったね』って(笑)」と嬉しそうな顔を見せていました。
その後、話題はガリットチュウの福島が、陣内のパートナーである藤原紀香のモノマネができるという方向へ。実は陣内、モノマネの話は初耳だったようで、「えっ!? マネするの? その体型でどこをどうマネするの!?」と大慌て。
それじゃあせっかくなので……ということで、ここで福島が得意のモノマネ「キャンペーンガール時代の藤原紀香」を陣内の前で初披露!
これには陣内も大笑いしながら「ポーズだけかい!」とつっこんでいました。
ちなみにガリットチュウは陣内の結婚以来、気をつかってこのモノマネを封印していたのだそう。今日こうして陣内からもお墨付きを得たことですし、今後またTVで見られるかもしれませんね。
最後に陣内から、「CR桃太郎電鉄は桃鉄好きじゃない方にやっていただきたいです。それで桃鉄を好きになってもらいたいし、桃鉄好きな人がパチンコをやってパチンコを好きになってもらいたい」という桃鉄・パチンコそれぞれのファンへ向けてのメッセージが。
パチンコ台、そして「桃太郎電鉄20周年」がニンテンドーDSで発売されるなど、ますます盛り上がりを見せる桃鉄から今後も目が離せませんね。
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