現在チバテレビやテレ玉などで放送中のTVアニメ『カオス;ヘッド』。原作ゲームのXbox 360版のほか、DVDや"ななみチップス"といった関連商品など、幅広い展開をみせる本作だが、先日最終回のアフレコ収録が終了した。そこで今回は、最終回のアフレコに参加したキャスト陣より届いたコメントを紹介しよう。なお、最終回のアフレコ終了後ということで、コメントには微妙なネタバレも含まれているのでご注意を!
最終話アフレコ後のキャスト陣が語るTVアニメ『カオス;ヘッド』
■質問内容
1) 最終回アフレコ収録を終えた感想
2) 最終回をご覧になる視聴者にメッセージを!
■吉野裕行 (西條拓巳役)
1) 最終話まで展開が早くて、役者陣やスタッフも物語を完全に理解するのに苦労していたのではないか、というのが正直な感想です。アニメシリーズはいつでもプレイをやめられるゲームとは違い、毎週決まったところまでしか放送されません。しかしアニメは毎週の物語の中に必ず盛り上がりがあるので、12話という短いアフレコ期間ながらもかえって僕は集中することができました。また、ゲームは分岐点があって沢山の結末がありますが、アニメは1つの結末しかありませんので、僕としては物語の世界をイメージしやすかったです。
2) エンターテインメントの1つのかたちとしてこのような作品があっても良いのでは、と思います。アニメというものは視聴者の皆さんに希望を与えられるものだと思いますので、カオスヘッドでも皆さんに希望を感じ取っていただけると嬉しいです。
■喜多村英梨 (咲畑梨深役)
1) 私の予想していた結末よりもビジュアル・内容ともに良い結末だったので、スッキリした気持ちです。最終回ということで刺激的なシーンもあったのですが、かえってそれが面白く、いいスパイスになっているのでは、と思いました。
2) 最後の最後まで梨深節炸裂ですので、ぜひご期待下さい!
■宮崎羽衣 (西條七海役)
1) あっという間に終わったアフレコでした。すごくメッセージ性のある作品で、特に、二次元という場でなく三次元で実際に人と触れ合うことの大事さを感じました。こんなにいい作品に出演することができて、とても感謝しております。
2) こういうタイプのアニメはなかなかないと思いますし、私もリアルタイムで見てはまっているアニメなので、ぜひこれからも見てください。DVDも発売しますので、見逃した話はぜひDVDでチェックしてください。第3、4巻のスペシャル・パックには七海のフィギュアもつきます!
■榊原ゆい (岸本あやせ役)
1) "グラジオール"と"コキュートス"という言葉を何回も言えたので大満足です。拓巳くんにもあやせ独特の電波言葉を言ってもらうことができましたので嬉しかったです。
2) すごく考えさせられるアニメです。ご覧になっている方にとってプラスになるようなメッセージもいっぱい盛り込まれているので、ぜひ沢山メッセージを受け取ってください。
■生天目仁美 (蒼井セナ役)
1) 混沌としたまま終わった気がしますが、最終回にも出演できて嬉しかったです!
2) 1度見ただけでは分からないと思いますので、ぜひDVDを買って2度3度見てください。ゲームもよろしくです♪
■たかはし智秋 (楠優愛役)
1) はたして、これが本当の結末だったのか、拓巳の妄想のまま終わったんじゃないか、と思っています(笑)。難しいシーンがたくさん出てきて、演じている本人まで惑わされることもありました。
2) いくらでも妄想は膨らませることができます。皆さんの妄想が膨らめばそれが要望となり、どんどん関連商品が増えていくのではないかと思うので、希望の妄想をお寄せ下さい(笑)。
■辻あゆみ (折原梢役)
1) こずぴぃは野呂瀬との最終決戦には参加できないのでは、と思っていたのですが、最終回にも出番があって、みんなで"コキュートス"と叫ぶことができて楽しかったです。
2) 話の展開が早いですが、「あ、こういうことだったんだ」と頷けるアニメだと思います。ぜひDVDをご購入いただき何回も見てください。
■友永朱音 (星来オルジェル役)
1) 最後のセリフが衝撃的でした。テストでは切ない感じで言ったのですが、音響監督から「あっさりめに」という指示があって「そっちの方向か!」とビックリしました(笑)。
2) 最後の見せ場の"分裂"が待っているのでそれを心待ちにしていてください。放送が終わってもDVDがどんどんリリースされていきますのでよろしくお願いいたします!
■代永翼 (将軍役)
1) ゲームの展開とは違う方向で話が進んでいく、と聞いていたので、僕自身も最終回の結末がどうなるのか楽しみでした。将軍というキャラは物語の中で大事な立場にいたのですが、特に最終回が一番プレッシャーを感じました。
2) 将軍の外見からこんな声がもれてくるのにびっくりしたと思いますが、この先話が進むにつれて拓巳の成長過程が見れたり、謎が解けたりと物語を楽しめる要素がどんどん増えていきますので、これからも見逃さずにカオスヘッドの世界に浸ってください。ゲーム版もぜひ楽しんでください。
■三宅健太 (野呂瀬玄一役)
1) 人の心の悪いところを除いて世界を清めようなんて無理なことで、邪なものを抱えながら生きるのが人間だ、ということを野呂瀬を通じて感じました。
2) 妄想が話の主題になっていますので、最初は今見ているシーンは妄想なのか、現実なのか、という錯覚に戸惑うと思いますが、見ていくうちに登場人物の人間らしい挙動や言動が見えてくると思いますので、その部分も楽しみながら見てください。
なお、TVアニメ『カオス;ヘッド』の最終回は、チバテレビ、テレ玉の12月25日を皮切りに順次各局で放送されていく。
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