日本ヒューレット・パッカードは11日、水冷システム搭載のハイエンドワークステーション「HP xw9400/CT Workstation」の新ラインナップとして、「Shanghai」の開発コードネームで知られる45nmプロセス採用のAMD CPUを搭載する「HP xw9400/CT Workstation(80PLUS)シリーズ クワッドコアAMD Opteron 2380 2.5GHz搭載モデル」を発表した。価格は42万円から。販売は即日開始される。
「AMD Opteron 2380」を標準で2基搭載するデュアルプロセッサ構成のワークステーション。メモリはDDR2メモリを最大64GB、ハードディスクはSATAを最大6台、SASを最大8台まで搭載できる高い拡張性を特徴としている。さらに、NVIDIA SLIテクノロジをサポートしたNIDIA nForce Professionalチップセットを採用し、デュアルグラフィックス構成も可能な、それぞれ16レーンの2本のPCI Expressスロットが用意されている。
カスタマイズ可能なCTOに対応し、最小構成時の仕様は、CPUがAMD Opteron 2380(2.5GHz)×2、メモリが4GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(ECC、Registered、1GB×4)。ハードディスクは250GB容量の7,200回転SATA HDD、光学ドライブはDVD-ROMドライブ。その他の機能は、FDD、IEEE1394など。OSはWindows Vista Business。
本体サイズはW210×D525×H454mm、重量は19kg。3年間の翌日オンサイト保証が付属するほか、USB光学式スクロールマウス & USBスタンダードキーボードが同梱される。