ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー夫妻。ブラピのヒゲもなかなかのものだが、アンジーのウエストには驚き! 産後とは思えない!
(C)Kaori Suzuki

8日夜(日本時間・9日午前)、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、アンジェリーナ・ジョリーらが出席し、新作映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のプレミアが米国・ロサンゼルスで開催された。

会場となったマンズ・ビレッジ・シアター前のレッドカーペットには、スターを一目見ようと300人あまりのファンがつめかけ、海外メディアを含めた50もの局のテレビ・クルーとともに興奮と熱気に包まれた。

主演のブラッド・ピット、ケイト・ブランシェットやデビッド・フィンチャー監督だけでなく、ブラピの妻・アンジェリーナ・ジョリー、ジェニファー・ロペス、ゲイリー・オールドマン、サム・ライミ監督も招待客として華を添えた。

ブラッド・ピットは日本のファンに向けてのメッセージで、こんなうれしい"宣言"を。

「来年1月に作品を日本に持っていくよ。その時に会いましょう!」。

アンジェリーナ・ジョリーも「私たちはこの作品に本当に誇りを感じているの。日本の皆さんもきっと気に入ってくれると思います。来年1月に会えるといいわね」と夫婦で来日してくれることを約束してくれた。もし、これが実現すれば、夫婦の共演作『Mr.&Mrs.スミス』で2005年11月に来日して以来、3年2カ月ぶりとなる。

ゴージャスかつ上品なゴールドの衣装で現れた、ケイト・ブランシェット。作中では、ブラピの永遠の恋人を演じる
(C)Kaori Suzuki

主演ブラピの相手役を務めた、ケイト・ブランシェットは「とても美しくて胸に響く映画です」と話し、日本のファンに向けて「この作品を楽しんでくれることを願っています。(老人で生まれて)反対に年をとっていく男の美しいストーリー。女性ならみんな彼のことを愛すると思うわ」とメッセージを送ってくれた。

本作は、80歳の老人としてこの世に生を受け、人とは逆にどんどん若返っていく男、ベンジャミン・バトンの物語。『グレート・ギャッツビー』などで著名な作家、F・スコット・フィッツジェラルドの短編を映画化したものだ。ブラッド・ピットが世にも不思議な人生をたどるベンジャミンを好演し、愛情あふれる感動的な作品となっている。また、来年2月に開催されるアカデミー賞の候補入りにも注目が集まる話題の新作だ。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は米国では12月25日のクリスマスより公開。日本では、2009年 2月7日(土)より丸の内ピカデリーほかにて全国ロードショーが予定されている。

本作は米TIME誌の2008年ベストムービーTop 10にも選ばれている

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