マイクロソフトは9日、オフィススイート「Microsoft Office 2008 for Mac」の最新版アップデータ (Microsoft Office 2008 for Mac 12.1.5 更新プログラム) を公開した。旧バージョンの「Microsoft Office 2004 for Mac」に対応したアップデータ (Microsoft Office 2004 for Mac 11.5.3 更新プログラム) も、同日付で提供開始されている。
今回のアップデートは、Office 2008および2004に確認された脆弱性の修正が目的。アップデータの適用により、任意のコードを実行されるなどの問題が解消される。Office 2008用アップデータはMicrosoft Office 2008 for Mac SP1 (12.1.0) 、Office 2004用アップデータはMicrosoft Office 2004 for Mac 11.5.2更新プログラムが、それぞれ事前にインストールされている必要がある。
Open XML形式のOffice文書を以前のフォーマットに変換するツール「Open XML File Format Converter for Mac 1.0.2」も公開された。Office 2008 / 2004アップデータと同様に、脆弱性の修正および安定性向上が目的のメンテナンスリリースとなっている。