NECは、NECモバイリングの携帯電話向けASPサービス「健康手帳『Cナビゲーター』」を利用した健康増進サービスを、NECグループ社員全員を対象に開始した。同社では2008年度より国の医療制度改革への対応およびメタボリックシンドローム削減を目標にした健康維持・改善活動「NECヘルスイノベーション21」を実施している。今回のサービス導入でより効果的な活動の推進を図る考え。
健康手帳「Cナビゲーター」は、携帯電話を利用して体重・運動・食事など日々の生活データを登録する健康管理ASPサービス。3キャリア対応で、体重・体脂肪率のグラフ表示、目標体重までのシミュレーション、摂取カロリーの自動計算機能などを搭載する。健康に関するコラムをメールで配信するほか、「メタボ対策レシピ」「健康レシピ」「自宅でできるエクササイズ方法」などのコンテンツ提供も行う。また、管理画面から特定の利用者にメールを送信したり、登録データをPCから帳票として印刷することも可能だ。
同サービスは、記録管理が容易なため日常的かつ継続的な健康管理が行えるほか、携帯サービスのもつ機能拡張性により、他の健康機器や情報システムとの連携も可能だという。