イーバンク銀行は8日より、NTT東日本、NTT西日本、およびNTTコミュニケーションズに、携帯電話のカメラ機能を利用して支払いができるサービス「写してペイ」の提供を開始した。NTTグループによる同サービスの導入は、電気料金の支払いとしてすでに採用している九州電力に続くものだという。

「写してペイ」サービスの利用の流れ

「写してペイ」は、公共料金などの請求書に印刷されたバーコードを、携帯電話のカメラで撮影することで、24時間いつでも簡単に支払いができるというサービス。専用のiアプリを携帯電話にダウンロードし、請求書などに印刷されているバーコードを携帯電話のカメラで読み取ると、イーバンク口座から料金の支払いが行われるという仕組み。

同社広報では、「わざわざ金融機関やコンビニエンスストアへ行かなくても手元で支払いを済ませることができるため、利用者の利便性が向上する」と同サービスのメリットを話す。「写してペイ」の活躍分野はこれから広がるとみられるが、現時点では今後の展開は未定だという。