PCソフト開発のリオはこのほど、自分が飲んでいる薬と同等の後発医薬品(ジェネリック医薬品)を検索できるソフト「ジェネリックスキャン」を12日に発売すると発表した。医療法人向け書籍のサンライズとのコラボレーションにより制作されており、PC量販店や家電量販店などのほか医療機器マーケットにも参入を図る。5,229円。
ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許権が消滅した後に同じ主成分によって製造された後発医薬品のこと。「効果は同じで価格は安い」として厚生労働省ならびに各メーカーが普及に力を入れている。
今回発売される「ジェネリックスキャン」を使うことで、従来は医者や医療関係者にしか判別できなかったジェネリック薬の有無や成分・効能を患者が自分で調べられるようになるとのこと。同社は「薬剤費負担の削減につながるとともに、自分が処方されている薬の内容を知ることにより医者との良好な関係を築ける」と同製品の特性を説明している。
Windows2000/XP/Vistaに対応。販売目標は年間1万本。