アップルワールドは、外国系ローコストキャリアの認知度や利用状況についてのアンケート調査の結果を公表した。
ローコストキャリアとは、格安運賃を売り物とした航空会社。機内サービスの簡素化や使用機材の単一化、直販などで低運賃のサービスを提供し、日本ではオーストラリアに拠点を置くジェットスター航空が2007年3月に大阪(関西国際空港) - シドニー・ブリズべン間にて運航を開始している。
アンケート調査は2008年11月19~25日の間、同社が運営する海外ホテル比較&予約サイト「アップルワールド.com」内で実施。20代以上の男女の回答360件を集計した。
同調査の結果、ローコストキャリアの認知度は77.5%。利用経験者は28.33%で、このうちの96%が「今後も利用したい」と回答している。
ローコストキャリア利用経験者のうち、利用がもっとも多かった航空会社は、アジア最大規模といわれるマレーシアの「エアアジア」とその子会社の「エアアジアX」(20.12%)。以下2位が米国の「サウスウエスト」(15.98%)、3位「ジェットスター」(14.79%)の順となった。
また、日本発着のローコストキャリアに望むポイントでは、59.17%が「一定の機内サービスや座席幅を提供したうえで、できるだけ運賃を安くしてほしい」と回答た。一方、21.11%は「機内サービスや広い座席幅はいらない。とにかく運賃を安くしてほしい」としている。