今年12月で結成20年を迎えたシャ乱Qが6日、東京・北の丸の日本武道館でアニバーサリーイベントを開催した。同イベントには松浦亜弥や里田まい、モーニング娘。らのつんくファミリーのほか、森高千里が登場し、公の場で約9年ぶりにライブパフォーマンスを披露するなど、シャ乱Qの結成20周年に花を添えた。

9年ぶりにステージで歌声を披露した森高千里

『シャ乱Q結成20周年記念LIVE 感謝! ハタチのシャ乱Q みんなでお祝いだ! 日本武道館フェスティバル~長いよ~』と題したシャ乱Qの結成20周年アニバーサリーイベント。約6時間にも及んだ同イベントは、メンバーと縁のある総勢25組59人のゲストによるパフォーマンスやシャ乱Qとのセッションなどを行いながら、最後はシャ乱Qが『ずるい女』、『いいわけ』などの代表曲や新曲『愛するということ』を熱演して幕を下ろし、訪れた約1万人弱の観客を沸かせた。イベント終了後につんく♂は「来て頂いた多くのゲストの方にシャ乱Qの20周年を見届けてもらい、感謝という言葉以外思い浮かばないです」と目頭を熱くしながら「30周年は最低でもブドウのレストランで(笑)。色っぽい50歳になりたいですね。日本の音楽のクオリティーを下げないように、これからも素敵な素晴らしい音楽を作っていきたい」と力強く宣言した。

「10年前にもここでコンサートをやらせてもらい、その時に20周年もここでやりますと言った約束を果せて嬉しいです」とつんく♂が語り、スタートしたイベント。結成から20年を振り返り「あっという間でしたね。山あり谷ありでしたが、基本的にハッピーでしたよ」とつんく♂

 自らが選んだ衣装を着用してイベントに参加した森高。「久し振りのライブということで衣装は自分で考えました。ポイントはきらびやかなものにしようかな?」と。ミニスカ&美脚も健在!

また、この日に出演したゲストの中で、ひと際注目を集めた森高千里は、自らが曲をセレクトしたという『渡良瀬橋』と『気分爽快』を熱唱。ライブ後に「武道館は会場が広くて緊張しましたが、楽しく歌うことができました」と久し振りのステージについての感想を語った後、「バラエティーに富んでいるのがシャ乱Q。これから"おじさん"になってもガンガン歌いまくって、シャ乱Qパワーで乗り切って頂きたいですね」とエールを送っていた。その森高に対し「(森高の)オーラに圧倒されました。真っ白になるほど本当にカッコ良かったです。(衣装のミニスカート)ありがたいですよね~」とまことが語ると、つんく♂は「あれはちょっとだけモーニング娘。を意識していると思うけどね(笑)。モー娘。より多分2センチは短かったと思いますよ。久し振りに歌って頂き、我々のステージでいいんですかね(笑)? 本当に嬉しかったですね」と話していた。

同イベントの模様は、WOWOWにて12日(20:00~23:00)に放送する