ヤマハは同社のデジタルコンソールと接続できるステージボックス「SB168-ES」を2009年1月に発売する。価格はオープン。

デジタル音声伝送方式にEtherSoundを採用したステージボックス「SB168-ES」

同製品はデジタル音声の伝送方式として低レイテンシかつ高音質を保ちながらのマルチチャンネル双方向伝送が可能な方式として定評があるEtherSoundテクノロジを採用したステージボックス。16チャンネルリモートHA付きアナログ入力と8チャンネルアナログ出力を備える。また一般的なCAT5eケーブルで同社の「M7CL」や「LS9」、「PM5D」といったデジタルコンソールと接続し、24bit/48kHzまたは44.1kHzで約100mまでの伝送が可能。同製品が搭載しているヘッドアンプリモート機能を使用すれば、コンソール側よりマイクゲインのセッティングも可能。本体には入力端子ごとに+48V、Signal、Peakインジケータを装備し、優れた動作監視環境を実現した。そのほか、汎用EtherSound機器としてアナログ入出力ボックスとしても機能する。

サイズは480(W)mm×359.7 (D)mm×142 (H)mm(ゴム脚含む、3Uサイズ)、重量は8kg。対応機器は「M7CL」、「LS9」、「PM5D」、「PM5D-RH」、「DM2000」、「DM1000」、「DME64N」、「DME24N」。また接続機器により同時使用可能台数は異なるが、最大4台のSB168-ESを接続して同時使用が可能となっている。