ホンダは5日、2008年をもってF1レース活動から撤退することを発表した。サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退による、ビジネス環境の悪化が同社のF1活動撤退を決意させたようだ。
今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含め従業員と協議にはいるという。
なお、来年、鈴鹿サーキットで行われるF1日本グランプリは予定通り開催する。