フットサルチーム"ガッタス"で背番号10番を背負い、キャプテンとしてチームを牽引する吉澤ひとみ。そんな彼女が11月30日、WOWOWで放送されたリーガ・エスパニョーラ「セビリア×バルセロナ」にゲストとして出演した。ゲームは吉澤が注目しているというバルセロナがメッシ(2得点)とエトー(1得点)の活躍で難敵のセビリアを3対0で撃破。試合終了後、バルサの完勝に酔いしれた吉澤に、サッカーの魅力などを聞いてみた。

吉澤ひとみ

――セルビアとバルセロナ戦の感想をお聞かせ下さい。

吉澤ひとみ(以下吉澤) : 「注目していたメッシとエトーの2人がゴールを決めてくれて大満足。それに加え、バルサが勝ったことで普通に嬉しかったです。メッシやエトー以外では、ダニエウ・アウヴェスが気になりました。彼はディフェンダーなんですけど、トップまでボール持ってきていいパスを出すプレーなんか見て、背番号20番凄いな、と思いましたよ」

――セビリアの印象とセビリアの選手で気になったプレーヤーはいますか?

吉澤 : 「前半は守備が凄かったし、3本ぐらい惜しいゴールがありましたね。バルセロナに負けはしたものの、強くて良いチーム。カッコイイなと思いました。選手で言えば、前半出場して後半で代わっちゃったんですけど、まだ若手のトム・デ・ムル。今日空いてるセビリアのポジションに誰を出すかと思ったらデ・ミルで、どんな人かと観たら可愛い! 年齢聞いたら何と22歳で若い! プジョルとか普通にかわしてたりして凄いなと思いました」

――リーガ・エスパニョーラの魅力はどういった点にあるんでしょうか?

吉澤 : 「激しさとストイックさだと思いますよ。人間の本性がボンっと出るというか。そう言った点が観ていて楽しいです。日本のサッカーは感情を押し殺すことが多いと思うんですけど、向こうのサッカーは激しいですね。本当に観ていて気持ちがいいですよ」

――12月14日には全世界のサッカーファンが注目するバルセロナとレアル・マドリードのクラシコが行われます。どのような試合になって欲しいですか?

吉澤 : 「私はバルサに勝ってもらいたいという気持ちはありますが、凄い展開を期待したいですね。本当にサッカーは何が起きるかわからないので、競って欲しいです。始めはどっちががポンポンって2点取り、ポンポンと2点取って同点にし、えっ? 次はどっち? みたいな感じで。最後まで勝負が分からない試合を期待したいです」

――サッカー好きの吉澤さんにとって、フットサルの魅力は何でしょう?

吉澤 : 「魅力はやっぱりゴールした瞬間の気持ちよさ。プレーヤーにしかわからないと思うんですけど、会場との一体感は本当に凄いんです。あれは絶対にはまりますね」

――吉澤さんはどんなプレーヤーで、いつもどんなことを意識してプレーしていますか?

吉澤 : 「私は割と後ろ目から前に行くタイプ。結構観てボールを回しつつ、いいところでスッといくみたいな。セットプレーやコーナーは好きですね。選手によってプレースタイルが違いますので、その人が持っている特長を生かせるようなプレーを意識しています」

――音楽活動とサッカーの共通点はありますか?

吉澤 : 「どっちも正解がない。サッカーのスタイルって自由じゃないですか。音楽にも何が正しいとかってないので、自由に表現できるというか、そういう部分が似ていると思いますよ」

――今後の予定をお聞かせ下さい。

吉澤 : 「12月7日の大阪・なんばHatchを皮切りに、東名阪3カ所でのライブツアーを行います。タイトルは『音楽ガッタス ライブツアー2008冬~Come Together!~』ということで、今回はライブハウスになるので、ロックをテーマに盛り上げていきたいと思います!」

――最後にメッセージをお願いします。

吉澤 : 「今は音楽活動とフットサルを両立して楽んでいます。ライブでは、ファンの皆様と会場でリアルに会えてコミュニケーションが取れる。フットサルも楽しんで頂いてます。もっと楽しい場を沢山つくっていきたいと思いますので、これからも応援宜しくお願いします!」

『スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ 08-09シーズン』は、WOWOWで毎節4試合放送。吉澤も注目する伝統のクラシコ「バルセロナ×レアル・マドリード」は、いよいよ12月14日(5:45~8:15)にカンプナウから生中継される。