カシオ計算機は、11日~13日まで東京ビッグサイト(東京・国際展示場)で開催される環境展示会「エコプロダクツ2008」に出展する。
エコプロダクツ展は、750以上の企業・団体が環境配慮型製品やサービスなどを紹介する国内最大級の環境展示会。同社の出展は10回目となり、今回は「美しい地球と未来の子供たちのために-テクノロジーとエコロジーの調和-」をテーマとしている。また、ブース全体を森のイメージに統一し、同社が手がける環境に配慮した製品や環境への取り組みについて映像なども用いて紹介する。
同社ブースでの主な出展内容は以下のとおり。
・カシオの森
環境に配慮してつくられた同社製品の展示スペースを用意。小型・軽量・薄型・省電力を生かしたソーラー電波時計やデジタルカメラ、電子辞書をはじめ、カーボンオフセット対応のオフィスプリンタなどを紹介する。
・森のステージ
ステージ会場では、同社の先端的な環境の取り組みをビデオ映像で紹介。2009年に移転予定のドイツにあるカシオヨーロッパのCO2削減に配慮した新社屋や、TFTパネルの製造に使用される温室効果ガスSF6削減のための代替ガスとしてF2ガスの応用を世界で初めて開発した取り組みなどを解説する。
・エコファクトリー
製品の梱包材の削減など製造過程における環境対策を紹介するほか、小学生対象の電卓組み立て体験教室を1日5回(午前2回、午後3回)開催する。
・みんなでつくるエコタウン
事業所のある地域や、NGO・NPOと協力して同社が取り組んでいる環境活動をパネルで説明。来場者からのメッセージを掲示するボードも設置する。