ヤフーバリューインサイトは4日、生活者情報マーケティング・データ「C-NEWS」で、オーラルケアに関するライフスタイル調査の結果を配信した。現在のオーラルケアでの悩みは男性が「虫歯」、女性は「歯の色」が最も多いなど、人との対面が多いビジネスパーソンがオーラルケアを重要視しているという実態が明らかになった。
同調査は11月25、26日の2日間で行われ、中学生を除く15歳以上のインターネットユーザー1,000人から回答を得た。結果によると、歯磨きの頻度は「1日2回」が53%と最も多く、3回以上は20%。7割以上の人は1日複数回磨いているようだ。男女別では女性、年代別では30代以上で「1日3回以上」との回答が比較的多かったという。なお、1回の歯磨きにかける時間は、「3分~4分程度」が39%、「1分~2分程度」が31%と続いた。20代では「5分以上」という人が3割を超えるなどの特徴があった。
オーラルケア用品を購入する際の情報入手元は、「店頭、店員」、「テレビCM」、「歯科医院」の順となった。購入する際の重視ポイントには「価格」、「効果・効能」が多く挙がった。今後、もっとオーラルケアの必要が「ある」と感じている人は72%に上り、最も多かった悩みとしては男性では「虫歯」、女性は「歯の色」だという。これらから、オーラルケアに関しても男女の「歯」に対する意識の違いがあることが明らかになった。