5pb.は、PCゲームとして2008年4月に発売された『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』にオリジナルシナリオやキャラクターなどの新規要素を追加して、Xbox 360専用ソフト『11eyes CrossOver』として2009年春に発売する。
『11eyes』は、平穏な学園生活から突如、変貌を遂げた世界で起こる異形の者との壮絶なる戦いを描いた、侵蝕世界学園伝綺アドベンチャーゲーム。Xbox 360向けに移植するにあたり、シナリオ本編への加筆のほか、Xbox 360用の完全書下ろしオリジナルシナリオや新キャラクターが追加される。
Xbox 360『11eyes CrossOver』ストーリー概要
■シナリオ本編『罪と罰と贖いの少女』編
隻眼の主人公、皐月駆(さつきかける)は幼なじみ水奈瀬ゆか(みなせゆか)とともに、虹陵館(こうりょうかん)学園で平穏な学生生活を送っていた。だがある日を境に、2人は不気味に変貌を遂げた世界へと迷い込むようになってしまう。廃墟の如く無人と化した街。その空は鮮血のように赤く染まり、黒く巨大な月がかかっていた。そんな世界で理由も分からぬまま、6人の黒い騎士たちに命を狙われる駆とゆかであったが、やがて同じ境遇の仲間を見つけ、敵と同じ数である6人で生き残るための戦いに身を投じる。壮絶な戦いの果てに、少年と少女たちを待つ真相とは……。
■オリジナルシナリオ『虚ろなる鏡界』編
主人公・天見修(あまみしゅう)は現在の科学技術と魔術を融合した"現代魔術師"であることを隠し、周囲とは距離を置いて日々を送っていた。そんなある日、街ではドッペルゲンガーを見たものは、行方不明になるという噂が流れる。現代魔術師としての直感と不穏な気配を察し、密かに失踪事件の調査を開始するのだが……。修たちと未知なる者との戦いが始まろうとしていた。
本作の特徴はたんなるアドベンチャーゲームとちがい"クロスビジョンシステム"を採用することで、 主人公である皐月駆(さつきかける)以外のキャラクターの視点から物語を垣間見ることができる。同じできごとでもそれぞれのキャラクターによって感想や感情が異なることが分かり、『11eyes』の重厚な世界観により深く浸ることが可能。また、オリジナルシナリオでは新主人公・天見修(あまみしゅう)などの視点で物語が進行することで本編シナリオとクロスオーバーさせる。
おもな登場キャラクター
■オリジナルシナリオに登場する新キャラクター
ゲームタイトル | 11eyes CrossOver (イレブンアイズ クロスオーバー) | ||
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対応機種 | Xbox 360 | ||
ジャンル | 侵蝕世界学園伝綺アドベンチャー | ||
発売予定日 | 2009年春 | ||
価格 | 未定 | ||
CEROレーティング | 審査予定 | ||
発売元 | 5pb. | 販売元 | Genterprise |
(C) Lass / (C) 5pb. Inc. ※画面写真は開発中のものです。 |