時計のマニュファクチュールであるジラール・ペルゴは、クラシカルなスクエアケースモデル「ヴィンテージ1945 オフセンター エナメル」を発売する。発売時期は2009年2月中の予定で、価格は348万6,000円(予価)。
ジラール・ペルゴは、1791年にスイス・ジュネーブで創業(ただし、現在の本社所在地は、スイスのラ・ショー・ド・フォン)。今回発売になるニューモデルは、アンティークを連想させる角形ケースとホワイトエナメル・ダイヤルを特徴としており、オフセンターの4時位置に日付表示窓、5時半の位置にパワーリザーブ、7時位置に秒針を配している。主な仕様は、ホワイトゴールド・ケース、ケース径37×36mm、厚さ12.9mm、サファイア風防、日常生活防水、自動巻、アリゲーター・ストラップ。
なお、ジラール・ペルゴは1867年、割金により色を変えたスリー・ゴールド・ブリッジ付きのトゥールビヨン(重力補正装置付きウォッチ)を発表し、その後のパリ万博で2度にわたって金賞を獲得。1880年には、ドイツ皇帝ウィルヘルム2世からの特別注文にも応じている。また1969年には、スイスで初めてクオーツ式の時計の量産に成功したとのことで、技術革新にも積極的なメーカーといえよう。