ビジネスリサーチサイト「 www.25cinq.net 」を運営しているヴァンサンクは2日、全国の男女3,850人から回答を得た「結婚・出会いに関するアンケート」の結果を発表した。結婚相手の探した方について未婚者の7割以上は「家族・親戚・知人などによるお見合い」と答える一方、既婚者が配偶者と出会ったのは3割以上が「社内や仕事関係」という実態が明らかになった。

未婚の方におたずねします。あなたは、結婚相手をどのように探しますか?(複数回答) 【ヴァンサンク調べ】

既婚の方におたずねします。あなたは、現在のパートナーとどのようにして出会いましたか? 【ヴァンサンク調べ】

同調査は10月1日~10月25日の期間で実施。「恋愛中または婚約期間中なので探す必要がない」、「今のところ結婚したいとは思っていないので探さない」と回答した人を除いた未婚者による結婚相手の探し方の複数回答で、圧倒的に多かったのは「家族・親戚・知人などによるお見合い」(71.5%)。次いで「ナンパ」(38.1%)、「出会い系サイト」(25.8%)、「学生時代の知り合い」(23.6%)、「社内や仕事関係の知り合い」(23.3%)と続いた。

一方で既婚者が現在のパートナーと出会ったのは、「社内や仕事関係」が34.0%と最も多かった。そのほかは「知人や友人の紹介」(25.5%)、「学生時代の知り合い」(11.1%)という順になった。既婚者では未婚者においては上位だった「お見合い」は5.4%、「ナンパ」は2.8%、「出会い系サイト」も2.8%と少数だった。同社によると「『婚活』については賛否両論だが、より多くの人との出会いを求めることについては賛成意見が多く見られた」という。