「ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム」(以下、WDLC)事務局は、「思い出を、見つける、楽しむ、創りだす。 PC de 旅」キャンペーンPRイベントを開催した。PC de 旅のキャンペーンは2009年3月末日まで。
挨拶に立った同事務局の事務局長である笠原健司氏は、WDLCの会員企業が設立当初の48社から85社(12月2日現在)へと拡大したことを報告した。その中にはIT関連企業のみならず、メディア、コンテンツサービス業界、量販店、さらに今回のPC de 旅に関するものでは日本旅行なども参加。現時点でWDLCコンソーシアムの85社のうち31社が今回のキャンペーンに協賛している。PC de 旅は業界の枠を超え、同じテーマで製品展開を行い、日本のデジタルライフを盛り上げようとする一大キャンペーンとなる。
PC de 旅は、9月中旬で終了した「PC de TV」キャンペーンを引き継ぐ新キャンペーン。PC de TVの際と同様、雑誌、オンライン、家電量販店店頭などを通じ、旅をテーマに共同でITを活用した新しいライフスタイルを提案していく。具体的にはプランニングなど「旅行前」、撮影やブログへのアップロードなど「旅行中」、そして撮影データをDVDにしたり共有したりといった「旅行後」というように分け、それぞれのシーンでPCを中心とするデジタル機器を活用した「新しい楽しみ方」を提案している。
PRイベントでは、ゲストとして女優の羽野晶紀さんと娘の和泉采明ちゃんが登場。羽野さん親子が自身で作成したというフォトムービーがお披露目されたほか、これをオンラインで共有するまでの一連の作業がデモンストレーションされた。フォトムービーのテーマは「我が家のお出かけ日記 2008年 総集編」。1年を通じて撮りためた写真からベストショットを収録したとのこと。車の乗り換え記念という富士山旅行、魚釣り、近所のお祭り、京都に帰省した際の散歩途中のショット、11月の采明ちゃんの七五三など、シーンごとに親子で思い出のエピソードを紹介した。
作品制作にはWindows Liveが使用されており、写真と写真との切り替え時には効果も加えられた本格的なフォトムービーに仕上がっているが、羽野さんご本人は「思ったより簡単」とコメント。「写真を撮るのが好き」という羽野さんだが、これまでは「撮りっぱなしで保管しているだけの状態が多かった」「あらためて見るというのはなかなかできないことでした」とのこと。今回のフォトムービーの制作について「整理ができて良かった」としていた。
また、采明ちゃんは写真を撮るのが好きですか、という質問に「大好き」と答えた。羽野さんによれば、采明ちゃんは古くなった携帯電話をデジカメとして使っているとのこと。采明ちゃんの撮る子供目線の写真は羽野さんが見ても「こんなものを撮ってるんだ」という発見があるそうだ。
采明ちゃんも携帯電話のデジカメ機能を使って自分目線の写真を撮影しているほか、羽野さんのセルフ写真のお手伝いもしているとか |
Movie Makerによるフォトムービーの制作は「簡単なわりにちょっと本格的なこともできてるんじゃないかな」とのこと |
さらに、完成した作品を簡単に共有できる「Windows Live skydrive」機能は「お友達とも見れるし、遠く離れた出張先からも見れるからすごく便利」とのこと。出張が多く普段ノートPCを持ち歩いているという夫の和泉元彌さんや、最近PCを始めたおじいちゃんおばあちゃんがすぐに写真を見られるとさっそく活用している様子だ。羽野さんの制作したフォトムービーはPC de 旅キャンペーンサイトでも公開されている。