市川ソフトラボラトリーは、デジタル現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」Windows版(ダウンロード版)を16日に発売する。大量のRAWデータを扱うフォトグラファーなどを対象に、高画質化、高速化、効率化を実現した、「SILKYPIX Developer Studio」シリーズ最上位版となる。
同製品では、RAW現像エンジンの改良によりハイライト色再現性を向上、また新たに自動覆い焼きによる高ダイナミックレンジを実現。インタフェースでは画面領域に合わせた表示レイアウトを選択できるようになった。また、バッチ現像対応とマルチコアCPU最適化でパフォーマンスも向上したという。その他、スポッティングツール搭載、JPEG/TIFFの入力カラースペース対応、マルチプレビュー表示(2画面表示)などの機能が搭載された。
価格は、新規ライセンスが26,000円。同社製品ユーザーは優待販売を利用できるほか、個人追加ライセンスは1ライセンス3,000円で購入が可能だ。現在、同製品のスペシャルサイトでは機能の紹介やβ版を提供中。なお、Mac版のβ版公開および製品化については現在のところ未定となっている。