アンテナハウスは、PDFを一括生成・編集・加工する「Antenna House PDF Tool V3.0」を12月4日から出荷開始する。同製品は、PDF作成や配布等を行う社内システム構築や、文書管理ソフトに組み込んで利用するための、開発者向けのツールキット。同梱される製品は下記の3点。
Antenna House PDF Driver V4.0 Professional
アプリケーションから通常の「印刷」と同じ手順でPDFを作成する仮想プリンタドライバ
PDF Driver API
PDFを一括生成するためのAPI。入力された文書の形式を判別して適切なアプリケーションを起動・制御する
PDF Tool API
既存のPDFを編集・加工するためのAPI。ページ分割・結合、セキュリティの設定等が利用できる
新しいバージョンのPDF Driver APIでは、Driverの設定ファイル操作に対応、またOfficeアドイン相当の機能を外部アプリケーションから操作できるようになった。PDF Tool APIではPDF Referenceに沿ったクラス化を行い無駄な入出力を削減したほか、新たにテキスト透かし挿入・空白ページの挿入などの機能に対応した。
対応OSはWindows 2000 Pro/ XP / Vista/、Server 2003/2008など。スタンドアロンの他、サーバライセンス、ASPライセンス、OEMライセンスなどが提供される。