日本航空は2009年1月1日より、国際貨物の燃油サーチャージを値下げすると発表した。
今回の決定によると、アメリカやヨーロッパなどの遠距離路線は115円/1kg、アジアエリアの遠距離路線は99円/1kg、アジアエリアの近距離路線は83円/1kgと設定。現在の価格は、アメリカやヨーロッパなどの遠距離路線が157円/1kg、アジアエリアの遠距離路線は135円/1kg、アジアエリアの近距離路線は113円/1kgとなっており、大体1kgあたり30~40円ほど値下げされる予定だ。
同社では、シンガポールケロシン燃油価格の「所定期間平均価格」を指標とし、貨物燃油サーチャージの適用額を3カ月ごとに改定。8月から10月までの平均燃油価格で算出する今回は、平均1バレルあたり115.92ドルとピーク時より大きく値下がっていることが大きく影響していると考えられる。