ツクモ頑張れ特集パート3
まずは嬉しい話題から。九十九電機が27日(木)より、店舗での営業を再開している。
すでにコチラでもお伝えしたが、場所は旧9号店(以前はサポート業務で利用されていた店舗)を使った特設店舗。秋葉原では、12月上旬に他の店舗が再開されるまで、この店舗のみで販売を行うことになる。
初日はまだ品揃えが少なかったのだが、開店2日目となる28日(金)に再び取材したところ、Antecのケース、GIGABYTEのマザーボード、玄人志向のグラフィックカードなども店頭に並んでいた。今後も商品は続々と入荷するという。
また「現金特価」も多く、お買い得な製品には注目。特にAntecのケースなどは、「Nine Hundred」が14,980円、「Twelve Hundred」が21,980円などと、全般的にかなり安い。それ以外にマザーボードなどでも現金特価があるので、一度覗いてみるといいだろう。思わぬ掘り出し物があるかもしれない。
初日の取材時には閉店時間も決まっていなかったほどドタバタしていたのだが、とりあえず営業時間は11:00~19:30となったようだ。まだ混乱が続いているので、日によって多少前後する可能性があることも織り込んで来店して欲しい。
なお同社WEBサイトは29日18:30に更新されており、掲載された情報によれば、名古屋7号店でも営業を再開したとのこと。こちらも特設店舗となっており、30日(日)以降の営業時間は10:00~19:00と予告されている。
あのRAMディスクの正規代理店版
ACARD製のRAMディスク「ANS-9010」がT-ZONE PC DIY SHOPに入荷した。価格は49,800円。以前、他店で並行輸入品が少数販売されたことはあったが、今回の製品は正規代理店(ユニティ)版となる。
ANS-9010は5インチベイ内蔵型の製品で、DDR2メモリを最大8枚使用して、64GBまでのRAMディスクを構築することができる。SATAインタフェースを2ポート備えており、ストライピングによる高速データ転送も魅力だ。また同ショップではメモリスロットが6本の下位モデル「ANS-9010B」も販売中で、こちらの価格は32,800円となっている。
SpursEngine搭載モデルの第2弾
Leadtek製に続いて、トムソン・カノープスからも「SpursEngine」を搭載する拡張カードが発売となった。SpursEngineは、Cell/B.E.と共通のSPEコアを4個とMPEG-2/H.264のエンコーダ・デコーダなどを搭載した東芝製のプロセッサで、MPEG-2/H.264間のトランスコードを高速に実行することが可能となる。
トムソン・カノープスの製品は「FIRECODER Blu」というもので、価格は50,000円前後。Leadtekの「WinFast PxVC1100」よりも2万円ほど高いが、同社独自のコーデック「Canopus HQ Codec」の読み込みにも対応している。アプリケーションとしては、ファイル変換やBlu-ray/DVDへの書き込みが行える「FIRECODER WRITER」が付属する。