映画『デス・レース』の公開記念イベントが27日、都内の博品館 TOY PARKで催された。イベントにはタレントの南明奈とレーシングドライバーの土屋圭市が参加し、映画の感想や運転にまつわるエピソードを語った。
『デス・レース』は、カルト的人気を誇ったロジャー・コーマンのアクションムービー『デスレース2000』のリメイク。舞台は近未来のアメリカ。そこでは、刑務所に服役中の凶悪犯たちが武装車両で「死のレース」を行っていた。そこに無実の罪を着せられ、半ば強制的に参加させられることとなった元レーサーの主人公ジェンセン・エイムズ(ジェイソン・ステイサム)。ジェンセンは自由を手に入れるため、「死のレース」を勝ち抜いていく。
映画の内容にちなんで会場では、スロットカーによる一般人参加のレースイベント「東京【デス】GP in 博品館」が開催された。予選を勝ち抜き、決勝に進んだ6人が決まったところで、南と土屋がスペシャルゲストとして登場。二人の解説を前に見事優勝した参加者には、南から「特製スロットカー」がプレゼントされた。
優勝者のウィニングランには、土屋と南の二人も参加。はじめは仲良く足並みをそろえて走っていた三人だが、次第に熱が入りコース上は再びレース状態に。最終的には優勝者がトップでウィニングランを終え、その面目を保つ結果となった。
イベント終了後のインタビューでも、二人は「おもしろい、はまりそう」とスロットカーにかなりご満悦の様子。特に南は「本当に今始めようと思ってます。(スロットカー)買います」と話すなど、プライベートでもやる気満々な様子を見せていた。
普段からよく運転する車好きという南。男性とドライブに出かける際も「ハンドルは自分で握りたい」と宣言。自分の運転でデートに行くならどこ? という記者の質問には、「ディズニーランドに行きたいなぁ。まだ自分の運転では行ったことないので」とにこやかに答えた。
ドリキンの異名を持つ土屋は、なんとプライベートの運転でもドリフトをしているのだとか。ちなみに女性が助手席に乗っていてもドリフトは「普通にしますね」とのこと。「普段いじめられてますから、そのときに仕返ししてバランスを取っています」とドリキン流の家庭円満術を語った。
映画『デス・レース』は、東宝東和配給で29日(土)より有楽座ほか全国ロードショー。
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