全日本空輸(以下ANA)とアシアナ航空は、関西-金浦線を12月1日より、関西-サイパン線を12月19日より、アシアナ航空運航便でコードシェア運航を開始すると発表した。両路線ともアシアナ航空運航便にANAの便名(NH)を付与するという。運航期間はいずれも2009年3月28日まで。

アシアナ航空のエアバスA330-300

関西-金浦線は1日1往復便を毎日就航する。韓国・金浦国際空港は都心部からのアクセスがよく、ソウル市内の移動が便利になるほか、両社がスターアライアンスメンバーであることから、どちらの航空会社を利用した場合でもマイルの積算ができるという。航空機はエアバスA330-300を予定している(ビジネスクラス30席、エコノミークラス260席)。

関西-サイパン線は週3往復便。今回のコードシェアにより、ANAの路線網にサイパンが入るのは16年ぶりだという。航空機はエアバスA321-200を予定(ビジネスクラス12席、エコノミークラス165席)。このほか12月19日から、ANA運航の関西-札幌・福岡・鹿児島線にもアシアナ航空がコードシェアを拡大するとのこと。