今年のクリスマスシーズンの目玉とも言える、Nokiaのタッチパネルディスプレイ搭載スマートフォン「Nokia 5800 XpressMusic」の発売イベントが香港で開催された。今週末から香港での発売が開始される。

香港で開催された5800XMの発表イベント。香港や中国のメディアが多数訪れた

発表会は観光スポットとしても有名なスターフェリーのセントラルピア3Fの特設会場で行われた

タッチパネル搭載のマルチメディア端末、Nokia 5800 XpressMusic

Nokia 5800 XpressMusic(以下5800XM)は、OS/UIにSymbian S60 5th Editionを採用し、3.2インチ(360×640ピクセル)の全画面ディスプレイを搭載した「タッチ操作」端末。指先やスタイラスで操作できる。英国などでは、Nokiaの提供する音楽配信サービス「Comes With Music」に対応し、Nokia Music Storeの音楽カタログから1年間、無制限でダウンロードできる。

Nokia 5800 XpressMusic

通信方式はW-CDMA/HSDPA/GSMに対応。3.2メガピクセルカメラ(VGA 30fps動画撮影対応)、802.11b/gのWi-Fi、81MBの内蔵メモリ、microSDカードスロット(最大16GB)を搭載する。加えて、A2DP対応のBluetooth、microUSBコネクタ、GPS、FMラジオ、TV出力、3.5mmオーディオジャックなども利用できる。

本体サイズ・重量が111×51.7×15.5mm・109gと一般的な携帯電話と変わらず、iPhoneなどと比べるとかなり小型である。また本体カラーは赤/青/黒の3色。ボディーそのものの色は暗色系であり、背面の電池カバーと本体の間に入る色のラインによりカラーバリエーションが区別される。

待ち受け画面は既存のS60端末よりもアイコンが大型化され、タッチ操作が行いやすくなっている

メニューボタンを押すとS60端末でおなじみのアイコンメニューが表示される