日本ビクターは26日、業務用コンパクトディスクレコーダー「XL-R1」を発売すると発表した。同製品を使うことで、オーディオカセットやMDなどの音源を耐久性に優れ繰り返し再生に適したCD-R/-RWやCFカードへ手軽にメディア変換できるという。発売日は11月27日。価格は14万1,750円。

業務用コンパクトディスクレコーダー「XL-R1」

同製品は±16%のスピードコントロール機能のほか、好みの音程を設定できるキーコントロール機能、リピート再生、最大99トラックのプログラム再生、ランダム再生など多彩な再生モードを搭載。商業店舗をはじめ、公共施設や教育機関、オフィスなどの幅広い用途に対応するという。また、CFカードとCD-R/-RWの相互コピー機能を搭載し、CD-Rに録音した音源の中から必要な音声ファイルだけCFカードにコピーを行う編集作業も簡単にできる。そのほか、パソコンやオーディオ機器で音声ファイルを書き込んだCFカードやCD-RWの編集も可能。パソコンによるRS-232C制御やパラレル制御など外部機器からの操作に対応するほか、CFカードでは、楽曲の順番入れ替えなどパソコンを使わずに本機でデータ編集が可能となっている。

MP3でのCFカードの録音時間は約35時間20分(1GB・64kbps ステレオ)、CD-R/-RWは約24時間50分(700MB・64kbps ステレオ)。WAVでのCFカード録音時間は約1時間36分(1GB・44.1khz ステレオ)。