伊豆急行と東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は2009年1月1日、全車指定席の快速「伊豆初日の出号」を運行する。品川駅を4:17に発車し、伊豆急下田には7:51着。途中停車駅は川崎、横浜、戸塚、大船、藤沢、熱海、網代、伊東、伊豆高原、片瀬白田、伊豆稲取、今井浜海岸、河津。初日の出の鑑賞スポットは伊豆急行線の片瀬白田駅。6:47着、7:25発と約40分間停車するので、同駅から徒歩3分の海岸で初日の出を楽しめるという。なお、乗客には片瀬白田駅でおしるこ、伊豆急下田駅で豚汁とみかんをサービスするとのこと。
車両は、伊豆急行の2100系電車「アルファ・リゾート21」を使用する。同車両は先頭車両が展望座席、中間車両は海側が窓向き、山側が一段高い位置となっているため、海の車窓を楽しむ観光客に人気という。また、グリーン車(ロイヤルボックス)の天井には、光ファイバーの照明演出が施され、伊豆急行線内の特定トンネル内で海底散歩をイメージした光景を楽しめるとのこと。
快速「伊豆初日の出号」に乗車するには、普通乗車券の他に指定席券が必要。指定席券はJR東日本から伊豆急行線内まで利用する場合は610円。伊豆急行線内のみで利用する場合は100円。また、グリーン車を利用するには乗車券の他にグリーン料金が必要となる。グリーン料金は、JR東日本の品川駅から伊豆急行線内まで利用する場合は2,120円。指定券は伊豆急行線特急停車駅、みどりの窓口、主な旅行会社等で販売する。発売日はJR東日本区間発が12月1日、伊豆急行線内のみの区間は12月31日。
こんな日の出が見られるかも? |