アイシェアは25日、「クリスマスデートに関する意識調査」の結果を発表した。あと1カ月後のクリスマスに対して、恋人や配偶者がいないシングル女性の約3割は「どうでもいい」と回答したが、どう過ごすか聞くと「ケーキを食べる」派が半数に迫り、心の底ではクリスマス気分を味わいたいのであろう本音が垣間見えた。

クリスマスはどんな気分ですか?

同調査は20代~40代の男女を対象に実施し449人から回答を得た。回答者における恋人の有無の内訳は、「いる」は全体の16.7%に止まり、「今はいない」が43.4%、既婚者は39.9%だった。恋人や配偶者が「いない」という回答者に「クリスマスはどんな気分ですか?」と聞いたところ、「ちょっとわくわく」は14.9%に止まり、52.3%は「いつもと変わらない」、28.7%は「どうでもいい」と至って平静な回答が返ってきた。恋人や配偶者が「いる」人は、「いつもと変わらない」が45.3%と多いものの、「ちょっとわくわく」も41.7%とやはり多く、シングルとは違う心境であることは明らかなようだ。

クリスマスデートの予定がある人はわずか10.6%で、予定がない人は63.4%、未定も26.0%と、クリスマス1カ月前の時点で具体的なプランはほとんど決まっていないのが実態のようだ。恋人や配偶者がいない"おひとりさま"に対し、クリスマス当日の過ごし方について複数回答形式で聞くと、最も多かったのは「仕事」(46.7%)。次いで「ケーキを食べる」と「テレビを見る」が28.2%の同率で多かった。男女別の傾向では、男性では13.8%ほどだった「ケーキを食べる」派が、女性では41.6%と半数に迫る比率となった。