人気脚本家の鎌田敏夫が原作・脚本を手掛けた映画『ジュテーム~わたしはけもの』の舞台挨拶が22日、東京・角川シネマ新宿2で行われ、主演の芦名星が出席。この日は公開初日と芦名の誕生日が重なり、芦名にはスタッフから花束とバースデーケーキが贈られた。
25歳の誕生日を迎えた芦名星 |
『金曜日の妻たちへ』、『29歳のクリスマス』など、数々の大ヒットドラマの脚本を手掛けた鎌田敏夫が描く現代の愛と性の物語。100円ショップでアルバイトをしていた由佳(芦名)は、高級コールガールという未知な世界に足を踏み入れる。地味で内気な由佳だったが、鮮やかな衣装に身をまとい、男を魅了していく女に変身していく。
華麗なドレス姿で舞台挨拶に登場した芦名は『たとえ世界が終っても』に続いて同作が映画主演第2作目となり「決まった時は嬉しかったですね。今回の彼女(由佳)って、がむしゃらに生きてるというか、一生懸命真っ直ぐな道を歩んで生きたい、強く生きたいともがいている姿が美しいんです。感情を表に出すところもあり、そんな役ができて楽しかったです」と充実した表情を見せた。さらに「私が(加藤)雅也さんに前にカギをポトンと落とすシーンがあるんですけど、あそこは何回やりましたかね?(笑) 数えられないぐらいやらせて頂き、ようやく出来上がったシーンで思い出深いですね」と撮影エピソードも披露した。
また、公開初日となった22日は、芦名の25歳となる誕生日。舞台挨拶後にはバースデーパーティが開かれ、芦名にケーキが贈られた。「今日が誕生日ってことを忘れてました(笑)。皆さんの前でお祝いして頂いたことはとても嬉しいです!」と話した後、「25歳となったこの1年間は、ロッククライミングやフリークライミング、スカイダイビングなどがしたいですね。来年は飛んじゃおうかな(笑)。仕事の方は、ずっとお芝居ができてたらいいなって思います」と抱負を語っていた。
『ジュテーム~わたしはけもの』は、角川シネマ新宿2で期間限定公開中。