タカラトミーは11月27日、"裁判員制度"の裁判員を疑似体験できる、ニンテンドーDS用ソフト『もしも!?裁判員に選ばれたら…』を発売する。全国の百貨店、量販店、家電量販店、玩具専門店のゲームソフト売場などで一斉に販売される。価格は5,040円。
同製品は、2009年5月21日に開始される裁判員制度の体験シミュレーションソフト。ストーリーは、プレイヤーに裁判所から1通の封筒が届くことから始まり、選任手続きを経て裁判員となり、その後に行われる"公判"、"評議"などのプロセスを経て、"判決"に至るまでの一連の流れをゲームの中でリアルにシミュレーションすることができる。
商品の開発にあたっては、裁判員制度に設計段階から関わった早稲田大学法科大学院 教授・弁護士の四宮啓氏が監修。また、ゲームソフト画面のシーンごとにイラストを盛り込むなど、司法初心者にも親しみがもてるよう工夫されている。そのほか、制度をわかりやすく解説した「裁判員制度辞典」や裁判の専門用語がわかる「用語集」も収録されている。
なお同社では、同製品を生活の中に起こりうる体験を疑似体験することをテーマにしたニンテンドーDSソフト「もしも!?シリーズ」の第1弾を位置づけており、同日には『もしも!?禁煙するなら…』も発売する。