お笑いコンビ・メッセンジャーがメインを務めるバラエティー番組『メッセ弾』(テレビ大阪 毎週金曜 24:53~)で、テレビ大阪の女子アナウンサー、藁谷麻美と竹内優美が番組専属アシスタントの座をかけてガチンコバトルを展開。その収録が18日、同局で行われた。

左から、竹内優美アナ、藁谷麻美アナ

これまで『メッセ弾』では、入社3年目の藁谷が「掃除機で顔を吸われる」など体を張った企画も辞さない女子アナらしからぬ? アシスタントぶりで人気を集めてきたが、最近番組には今年入社の癒し系キャラの新人・竹内が頻繁に出演し始め、藁谷のポジションを脅かしている。女子アナにとって、レギュラー番組を持っているかいないかは死活問題。焦る藁谷と、追い詰める竹内のレギュラーの座を巡る争いに決着をつけるべく、今回の対決とあいなった。

2人が挑んだのは、司会のメッセンジャーあいはらが「最近は芸人でもせぇへん…」と絶句するほどに壮絶な、体を張ったバトル。それでも「やります!だって、守るモノは何もないですもん!」と意気込む藁谷に、あいはらやセコンド役の千鳥ら芸人もタジタジだ。顔に被ったパンストの端を三輪車にくくりつけて引っ張るという「パンスト三輪車レース」では、パンストに潰された"ヘン顔"を惜しげもなく披露ながら、「お父さんお母さん、がんばってるよ!」と実家の両親にメッセージを送る竹内のケナゲな姿にスタジオは大爆笑に。また、「ニュース原稿読み対決」は、"マサチューセッツ州""老若男女"など読みにくい言葉を詰め込んだニュース原稿を読み、これを噛んでしまうと顔にパイをぶつけられる"罰ゲーム"を受けなければならないという非情なバトル。これで見事なまでに?噛んでいた藁谷が、何度もパイをぶつけられた悲惨な顔でマジメに原稿を読み続けるというド根性をみせ、「勝負としては負けやけど、お笑いとしては勝ち!」とあいはららに絶賛されていた。

人生初の"パンスト被り"に「恥ずかしい~」と両アナ

そのほか、芸能人からの誘いをかわす「お断りメール」の文面で競う勝負、セーラ服やキャビンアテンダントの制服をまとってなぜか相撲をとるという「コスプレ相撲」などに大奮闘した藁谷と竹内。収録後にはあいはらを交えて記者会見に臨み、バトルの感想を語った。藁谷は「『メッセ弾』への愛と、なんでもしますという“テレビ大阪精神”でやり切りました」とすがすがしい表情。また「まだまだ出し切れていないものがかなりあるので、そういうところを今後もどんどん披露していきたい。そして私の出番を増やしていきたい。レギュラーの座は渡したくないです!」とさらなる意気込みを見せていた。

パイ攻撃にもめげず、原稿を読み続ける藁谷

一方、竹内も「以前、藁谷さんが掃除機で顔を吸われたりしているのを見て『先輩ってすごいな』と思っていたんですけど、まさか私もこうやって戦うとは……。昨日、不安で先輩に相談したら『大丈夫。迷うな』と言われて、素直にその言葉を受け止めてやり切りました。今日はみなさんに助けられたこともあって、楽しくやれました」と笑顔。ただ、実家の両親の反応は気になるようで「今ごろニュース読んでるのかな?って考えてると思うので、こういうことをやったとは言いづらいですし、たぶん言えないと思います」ともらしていた。

「メール対決」では某男性有名人に誘われたエピソードも飛び出す!?

ここまでやるか!?の「コスプレ相撲」。両者とも全力勝負!

「今後も女子アナバトル企画を続けていきたい」と意欲満々の藁谷と竹内。そんな2人の思い切りのよさをあいはらは「アナウンサーは基本的にはエリートだと思いますし、花形の職業じゃないですか。それがなんとまぁここまでやるとは(笑)。芸人でも今、汚れの仕事は嫌やっていう人いるんで、もっとあやかりたいなと思います。本当に頭が下がる思い」と感心しきりだった。

なお、このバトルの模様は12月12日(金)の『メッセ弾』で放送される。