東芝ホームアプライアンスは19日、スティック型サイクロンクリーナー「VC-Y51D」「VC-Y50C」を発表した。発売は12月1日の予定で、価格はオープン。市場価格は、VC-Y51Dが2万円前後、VC-Y50Cが1万5,000円前後と予想される。
VC-Y51D/50Cは、昨年12月16日に発売されたVC-Y35D/34Cの後継モデル。VC-Y51Dがモーター駆動タイプの「前取りパワーヘッド」、VC-Y50Cがエアーで駆動する「前取りエアーヘッド」を搭載するタイプだ。
新モデルの最大の特徴となっているのが、その強力なパワー。従来モデルでは200Wだった吸い込み仕事率が、320Wにまでアップされている。これは、現時点で市販されているスティック型クリーナーとしては、トップの値。このパワーアップは、スティック型クリーナーでも、一般的なキャニスタータイプのように、しっかりと床面を掃除したいというユーザーの声に応えるためとのことで、ファン後部の羽根の数を従来の約3倍となる25枚に増やすなどの改良により実現したという。
それ以外の点は、従来モデルの機能を踏襲。延長管を抜いて高い場所の掃除を行えるだけでなく、グリップ部分を抜くと手元掃除用のブラシが現れる「ロング2WAY楽楽ノズル」、フローリングの床を傷つけにくい「ソフトタイヤ」、水洗いが可能なうえ、ワンタッチでゴミ捨てが可能な「シンプルダストカップ設計」などが採用されている。
本体サイズは、使用時が幅250mm×高さ980mm×奥行き255mm、収納時は高さが870mmとなる。質量はVC-Y51Dが3.9kgでVC-Y50Cが3.7kgで、昨年モデルに比べて、それぞれ200gずつ増えている。
本体のカラーは、VC-Y51Dがブラウン1色で、VC-Y50Cはブルーとピンクの2色が用意される。