「クリスタルガイザー500mlペットボトル」

大塚ベバレジは、同社が米国から輸入販売しているミネラルウォーター「クリスタルガイザー500mlペットボトル」の一部商品に移り香があったとして18日より自主回収を行っている。消費者から「なんとなくにおいがする」「いつもと違う」などの問い合わせが10月だけで75件寄せられたという。同社によると、6月に輸入した商品を倉庫で2・3カ月程度保管した際に、他の荷物から香りが移ったと見られるとのこと。

調査により内容成分には問題がないことを確認しているが、「より安心してご飲用いただくため」として自主回収を決めた。なお、万が一飲用しても人体に影響はないという。

当該商品はボトル上部の賞味期限表示が「100601(2010年6月1日)」から「100819(2010年8月19日)」となっているもの。「100820(2010年8月20日)」以降のロットについては異常がないことを確認しており、自主回収の対象ではない。当該商品が手元にある場合は同社に料金着払いで送ると後日返金される。同社広報によるとすでに店頭からの回収が進んでいるほか、消費者からの返品も届き始めているという。なお、すでに当該商品以降のロットが出荷されているため、各店頭から一斉に「クリスタルガイザー500mlペットボトル」が姿を消すような事態にはならないとのことだ。問い合わせは、同社のお客様相談室で受け付けている。