企業間トレードサイト「Alibaba JAPAN」を運営するアリババはこのほど、ナイトウェアに関する調査結果を発表した。調査期間は、10月22日~24日の3日間、ファッションに興味のある男女各150人からネット上で回答を得た。
調査結果によると、秋冬ナイトウェアとして一番人気が高かったのは、男性が「スウェット・トレーナー」で50%、女性が「パジャマ」で52.0%となった。また、秋冬ナイトウェアとしての"理想"を質問したところ、女性側の答えとしては「保温性が高いもの」「肌触りが良いもの」「軽いもの」など、「フリース」を連想する回答が多く挙げられた。「フリース」の女性支持率が男性の約3倍であることも踏まえると、女性を中心にフリースが外出着の概念からリラックスが求められるナイトウェアへと市場を拡大していることが読み取れる。
またナイトウェアの購入場所として、男女ともに1位に輝いたのは「ショッピングモール」(男性:29.3%、女性:34.0%)、2位が「スーパー」(男性:20.7%、女性:31.3%)となった。購入の価格帯としては、男性が「2500円以上~5000円未満」が42.0%と最も多かったのに対し、女性は「2500円未満」が58.7%と低価格帯が支持された。
ナイトウェアを選ぶポイントとしては、男女ともに1位が「肌触り」(男性:68.0%、女性:72.7%)、次いで「保温性」(男性:52.0%、女性:64.7%)、「洗いやすさ」(男性:26.0%、女性:46.7%)と機能面に関するものが続く。特筆すべきは、女性が「デザイン」や「カラー」などファッション性を重視する一面だ。女性にとって、ナイトウェアは室内着の一部であり、「家の中でもおしゃれでいたい」という願望が強いことがうかがえる。