ASUSTeK Computerは18日、Intelの新世代CPU「Core i7」向けとなるマザーボード製品5種類を発表した。全てX58 Expressチップセットを搭載するモデルで、ソケットはLGA1366。全モデルとも、すでに出荷を開始している。
発売されるのは以下の5モデル。チップセットはX58+ICH10Rの組み合わせで、全モデルとも、マルチGPUの「ATI CrossFireX」と「NVIDIA SLI」に対応する。
製品名 | 店頭予想価格 |
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Rampage II Extreme | 47000円前後 |
P6T Deluxe/OC Palm | 45000円前後 |
P6T Deluxe | 40000円前後 |
P6T6 WS Revolution | 50000円前後 |
P6T WS Professional | 40000円前後 |
「Rampage II Extreme」は、オーバークロッカー向けの「R.O.G.」(Republic of Gamers)ブランドの製品となる。オーバークロック時の安定性のために、電源回路はCPU用に19フェーズ(コア用16フェーズ+QPI/メモリコントローラ用3フェーズ)、チップセット用に3フェーズ、メモリ用に3フェーズを用意した。独自にDDR3-1800メモリまで対応したほか、基板上のスイッチでOCが可能な「TweakIt」も搭載する。
「P6T Deluxe」は、バランスのとれたハイエンド向けマザーボード。オーバークロック向けには、Windows上から各種設定が可能なソフト「TurboV」も搭載している。「P6T Deluxe/OC Palm」は、P6T DeluxeにUSB接続の小型液晶デバイス「OC Palm」が付属したモデル。CPUクロックや電圧を表示することができ、複数のオーバークロック設定を切り替えることも可能だ。
「P6T6 WS Revolution」と「P6T WS Professional」は、ワークステーション向けのマザーボード。P6T6 WS Revolutionは、画面出力に特化したモデル。6本の拡張スロットが全てPCI Express x16になっており、グラフィックカードを6枚利用して、12画面の同時出力が可能だ。この製品にはnForce 200チップも搭載されており、16レーン×3枚によるSLIにも対応する。P6T WS Professionalには、PCI-Xスロットが2本用意されている。