SBI証券は17日、従来よりもサービス内容を大幅に拡充した外国為替保証金取引「SBI FX α」のサービス提供を開始した。
同証券従来サービス「SBI FX」と新サービス「SBI FX α」の差異点は次の通り。
20通貨ペアの取り扱い
大手ネット証券初の取扱いとなるトルコリラ-円など4通貨ペアを新たに追加し、大手ネット証券では最多となる20通貨ペアを取扱う。
レバレッジの選択肢を拡大
従来は約10倍のみだったが、約10倍と最大約50倍の選択を可能にした。
「SBI FXミニ」を新設
従来の10分の1の1,000通貨単位での取引が可能になった。
注文方法の追加
トレール注文(注文後の相場変動に合わせて、注文価格を自動的に変更)と2WAY注文(取引画面に表示される提示レートをクリックすることでリアルタイムに発注)の2種類の注文方法を追加した。
なお取引手数料はこれまでの「SBI FX」と同様、無料(「SBI FXミニ」は1取引単位100円)。
同証券の外国為替保証金取引口座数は10月末時点で前年同月末比約60%増の12万5,604口座に上り、個人投資家による分散投資の一手法としての利用が伸びているという。同証券はさらに今後、最大約100倍のより高いレバレッジでの取引が可能なコースなどを拡充していく予定としている。
SBI FX(既存サービス) | SBI FX α(新サービス) | |
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通貨ペア | 米ドル-円、ユーロ-円、ポンド-円、豪ドル-円、NZドル-円、カナダドル-円、スイスフラン-円、人民元-円、香港ドル-円、南アランド-円、SGPドル-円、メキシコペソ-円、ユーロ-米ドル、ポンド-米ドル、ウォン-円、豪ドル-米ドル | 米ドル-円、ユーロ-円、ポンド-円、豪ドル-円、NZドル-円、カナダドル-円、スイスフラン-円、人民元-円、香港ドル-円、南アランド-円、SGPドル-円、メキシコペソ-円、ユーロ-米ドル、ポンド-米ドル、ウォン-円、豪ドル-米ドル、トルコリラ-円、スウェーデンクローナ-円、ポーランドズロチ-円、ノルウェークローネ-円 |
手数料 | 無料(現引も同様) | SBI FX α:無料(現引も同様) SBIFXミニ:100円(現引不可) |
注文パターン | 通常、IFD、OCO、IFDOCO | 通常、IFD、OCO、IFDOCO、トレール、2WAY |
レバレッジ | 約10倍 | 約10倍、最大約50倍 |
取引チャネル | WEBサイト、携帯端末「MOBILE SBI」 | WEBサイト、携帯端末「MOBILE SBI」 |