みずほ銀行は17日、個人利用者向け戦略商品「みずほマイレージクラブ」のサービス内容について2009年春を目処にリニューアルすることを発表した。取引条件の引き下げや新しい特典の追加など、利用者の利便性が向上する改定内容となっている。

同商品は2004年8月に取り扱いを開始し、これまで600万人が入会しているという。今回の主要な改訂内容としては以下の通り。

  • ATM時間外手数料、コンビニ利用手数料、みずほ銀行本支店宛振込手数料が無料になる特典の利用取引条件における、普通預金を含む各種預金、投資信託、金融債(財形金融債を除く)、公共債などの月末合計残高を従来の「50万円以上」から「10万円以上」に引き下げ
  • 月末合計残高が50万円以上の場合、他行宛振込手数料を月3回まで無料にする新しい特典を開始

また、マイレージポイントを廃止するのに代わり、新たに景品をプレゼントする「会員限定キャンペーン」を実施し、クレジットカード利用に新しいポイントプログラムを導入する。サービス内容の変更時点までに貯まった未利用分のマイレージポイントは、2009年夏頃に会員の口座へ入金する予定だという。リニューアルの具体的な実施時期やスケジュールについては改めて案内される。