アディダス ジャパンは29日、FIFA主催試合、JFA主催試合、2009年Jリーグなどの公式試合球として採用された「TERRAPASS(テラパス)」を発売する。価格は、5号球サイズで1万7,010円。また同ブランドで、4号球・3号球・フットサル・ミニ・ピーチなどのサイズを展開する予定だ。
「TERRAPASS」の語源は、言葉の通り「地球"TERRA"を渡っていく様"PASS"」を表現。デザインは、地球や青空をイメージする12個の円で構成する。その円の中には、7大陸のシルエットがデザインされており、世界各国で愛されるスポーツ″フットボール″を表している。
機能としては、雨天時のすべりを軽減する新素材「PSCテクスチャー」や、ボールの凸凹を軽減して均一な反発力を得られるサーマルボンディング技術などを採用。同社の最新テクノロジーを駆使して、最高のプレイをサポートしていく作りとなっている。日本における「TERRAPASS」の公式戦デビューは、12月11日開催の「FIFAクラブワールドカップ ジャパン2008」としている。
なお同社では、12月31日をもってリーボックジャパンを吸収合併することを発表。社名の変更はなく、リーボックのブランド体制を存続する意向を示している。