12月6日に放送の明石家さんまが司会を務める映画バラエティー『明石家さんまの映画大事典III』(WOWOW)の収録が12日、都内スタジオで行われた。

『明石家さんまの映画大事典III』の収録に臨んだ明石家さんま

2005年、2007年の過去2回にわたって放送された『明石家さんまの映画大事典』の第3弾。今回は、さんまをサポートする司会に中井美穂、ゲストに遠藤久美子、笹野高史、千原ジュニア、鶴田真由、なだぎ武、ハリセンボン、ビビる大木を迎える。番組では、WOWOWで年始に放送される映画を中心に、ゲストたちが様々な角度から映画の雑学を紹介するコーナーなどを用意。さらに今回は、さんまが映画監督になりきって、過去の名作映画のリメイクを仮定し、キャスティングで盛り上がる。映画が大好きなさんまとゲストたちが、この冬お勧めの映画を熱く楽しく語り合う。

収録では、ゲストそれぞれが、一番好きな映画のシーンを紹介。鶴田は名作『ニュー・シネマ・パラダイス』のラストシーンを挙げ、遠藤はドキュメンタリー映画『アース』の感動を語った。しかし、今ひとつ"ドキュメンタリー"の意味を理解せずボケを連発する遠藤に対して、さんまは「もう少し普通の映画を選んでくれますか?」と苦笑。続いて、なだぎが、アカデミー賞を受賞した長編映画『アマデウス』について熱弁すると、お笑い芸人のイメージとのギャップに思わず突っ込みを入れるなど、さんまとゲストのトークがテンポよく展開される。

恒例となったさんまの映画特番。ゲストとの爆笑トークも見もの

また、ハリウッド映画で活躍する人気スターに焦点を当てた雑学コーナーでは、ワイドショー並みのゴシップネタが満載だ。千原は、ハリー・ポッター役で有名なダニエル・ラドクリフが全裸で挑むブロードウェイミュージカルのエピソードなどを披露。ハリセンボンは、キアヌ・リーブス、レオナルド・ディカプリオといったスターの日本滞在中のエピソードを、体を張って紹介する。同コーナーでプレイボーイ俳優の"モテの極意"が一夫多妻制だと知ったさんまは、「一夫多妻制には反対やなぁ。だって、一人であんなに小言を言われるねんで!」と、元妻・大竹しのぶに絡めたジョークを飛ばしていた。

『明石家さんまの映画大事典III』はWOWOWにて12月6日(20:00~21:50)に放送。ノンスクランブル(無料放送)なので、非加入者でも視聴が可能だ。