ネットリサーチを行うマイボイスコムは13日、「航空会社のマイレージサービスの利用」に関する調査結果を発表した。それによると、航空会社のマイレージサービスを利用している人は全体の37.3%に上り、多くの人は「貯めている航空会社の航空券」と交換していることがわかった。

マイレージプログラムを「利用している」と回答した人に、貯めているマイレージの種類を聞いたところ(複数回答)、「ANAマイレージクラブ(全日空)」が73.4%と最も多く、「JALマイレージバンク(日本航空)」が68.4%とそれに続いた。外資系で最も多かったのは「ワールドパークス(ノースウエスト航空」)の14.5%。その他はごく少数となっている。

マイレージを貯める方法については、「航空券の購入」(82.2%)が最も多く、その他の方法としては「クレジットカード(32.7%)」「電子マネー(26.8%)」「ポイント交換(25.9%)」なども多く挙げられた。一方で貯め方のタイプを訊ねたところ、「ほとんど航空券の購入だけで貯めている」人が47.5%と約半数に達している。反対に航空券をあまり利用せず「ほとんど提携先の利用だけで貯めている」人は11.5%。「ほとんど貯めていない」という回答も7.4%あった。

マイレージの貯め方はどのタイプにあてはまりますか?

マイレージの利用(交換)経験については、利用したことがある(51.7%)とない(46.9%)がほぼ半数ずつとなった。利用方法については、「マイレージを貯めている航空会社の航空券と交換」が66.8%と圧倒的に多く、「電子マネーと交換(22.7%)」「提携先の商品やサービスと交換(20.4%)」などがこれに続く結果となった(複数回答)。

マイレージをどのように利用しましたか?

この他、回答者からのコメントでは「各社バラバラでなく、統一したものが欲しい」「あまり飛行機を利用することがないので、交通機関全般に利用できるカードがあれば」「ネット通販でもマイルを貯められるようにして欲しい」などサービスについての要望や、「少数ポイントでも航空券以外に何かの商品と交換できるとよい」「量販店やネットショップのポイントと一緒につかいたい」「空港売店での金券として利用できるようになればよい」など利用シーンの柔軟性を求める意見などが寄せられた。