女優の真木よう子が、アニメ映画『ピューと吹く! ジャガー ~いま、吹きにゆきます~』に声優として出演することになり、都内スタジオでアフレコ収録を行った。
左からFROGMAN監督、真木よう子、原作者のうすた京介氏 |
「週刊少年ジャンプ」に連載中の人気ギャグ漫画を映像化した同作は、スター養成校・ガリプロのふえ科の講師であるジャガージュン市と、ふえ科に入ったピヨ彦こと酒留清彦らが展開する青春不条理ストーリー。2007年に要潤主演で実写映画化され、今回アニメ化も決定。2009年の新春公開に向けて現在製作中だ。
この日、アフレコ収録に臨み、パラレルワールドからやってきたキャサリン・アルト王女を演じた真木は「最初は不安だったんですけど、FROGMANさんがとっても優しい方だったので、楽しく演じることができました」と感想を。出演依頼の話が来た時は驚いたというが「絶対にやりたいと思いました(笑)。セリフで『ジャガー』とか『ニャンピョウ』とか、自分の声で言えて嬉しかったです」と気合十分だった様子。
役については「どういう風に感情を出せばいいのか、抑揚をつければいいのか、最初は悩みました。でも感情を抑えて、柔らかい印象で演じればいいんだと気づいてからは、楽しめました。王女がジャガーの裸を見て、赤くなってなんとも言えない顔をするシーンは特に好きですね」と語ると、FROGMAN監督は「唯一マジメでシリアスで、それでいてボケるところはボケるという、難しい役なので、つかむのが大変だろうなと思いました。僕もあまり演出など細かいことは言わない方なので。でもイメージ通りに演じてくれて良かったです」と太鼓判を押していた。
『ピューと吹く! ジャガー ~いま、吹きにゆきます~』は、2009年1月1日元旦よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開。1月10日より全国ロードショー。